ヘンリク・ステンソン
Henrik Stenson | |
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基本情報 | |
名前 | ヘンリク・ステンソン |
生年月日 | 1976年4月5日(48歳) |
身長 | 6 ft 2 in (1.88 m) |
体重 | 190 lb (86 kg; 14 st) |
国籍 | スウェーデン |
出身地 | ヴェストラ・イェータランド県ヨーテボリ |
経歴 | |
現在のツアー | LIVゴルフ |
メジャー選手権最高成績 | |
マスターズ | T14: 2014 |
PGA選手権 | 3rd/T3: 2013, 2014 |
全米オープン | T4: 2014 |
全英オープン | 優勝: 2016年 |
成績 | |
優勝回数 | 欧州11・米国6 |
賞金王 | 欧州ツアー:2013年 |
世界ランク最高位 | 2位 |
賞金ランク最高位 | 欧州ツアー:1位 |
オリンピック | ||
---|---|---|
男子 ゴルフ | ||
銀 | 2016 | ゴルフ |
ヘンリク・ステンソン(Henrik Stenson、1976年4月5日 - )は、スウェーデン・ヨーテボリ出身のプロゴルファー。2016年に全英オープンで優勝、同年のオリンピックで銀メダルを獲得した選手である。
経歴
[編集]1999年にプロ転向し、主に欧州ツアーを中心に活躍する。2000年にチャレンジツアーで3勝し賞金王を獲得。2006年からアメリカPGAツアーにも参戦を開始。2007年のアクセンチュア・マッチプレー選手権で、ステンソンは大会前年度優勝者ジェフ・オギルビーを破って初優勝し、ここで米国ツアー初優勝を飾った。その後は欧州・米国ツアーともに優勝から遠ざかっていたが、2009年5月に開催されたPGAツアープレーヤーズ選手権最終日にて通算12アンダーで逆転優勝を飾り、2年ぶりのツアー優勝。
2016年7月の第145回全英オープン(ロイヤルトルーン)では、4番ウッドの代わりに2番アイアンをゴルフバッグに入れてラウンドし、3日目にフィル・ミケルソンを逆転し首位に立つと、最終日の難しいグリーンセッティングの条件下でメジャー大会最小スコアタイの63で回り、メジャー最多アンダーパータイの通算20アンダーでメジャー初優勝を果たした[1]。2位のフィル・ミケルソンに3打差、3位のJ・Bホームズには14打差での勝利。
同年8月に開催されたリオデジャネイロオリンピックではゴルフ競技男子で銀メダルを獲得した[2]。
2017年のウィンダム選手権以来優勝から遠ざかっている[注 1]。しかしステンソンはグレッグ・ノーマン主宰のLIVに移籍。当初第44回ライダー杯欧州主将を剥奪したほか、スウェーデン協会も絶縁
ツアー優勝歴
[編集]ヨーロピアンツアー優勝 (11)
[編集]Legend |
Major championships (1) |
World Golf Championships (1) |
Race to Dubai finals series (2) |
Other European Tour (7) |
No. | 年月日 | トーナメント | スコア | 打差 | 2位(タイ) |
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1 | 2001年5月13日 | ベンソン&ヘッジス・インターナショナル・オープン | −12 (67-68-71-70=275) | 3打差 | アンヘル・カブレラ, ポール・マッギンリー |
2 | 2004年9月26日 | ザ・ヘリテージ | −19 (69-67-67-66=269) | 4打差 | カルロス・ロディレス |
3 | 2006年1月29日 | Commercialbank Qatar Masters1 | −15 (66-68-71-68=273) | 3打差 | ポール・ブロードハースト |
4 | 2006年9月3日 | BMWインターナショナル・オープン | −15 (71-68-66-68=273) | Playoff | レティーフ・グーセン, パドレイグ・ハリントン |
5 | 2007年2月4日 | ドバイ・デザート・クラシック | −19 (68-64-69-68=269) | 1打差 | アーニー・エルス |
6 | 2007年2月25日 | アクセンチュア・マッチプレー選手権 | 2&1 | ジェフ・オギルビー | |
7 | 2012年11月18日 | 南アフリカオープン選手権2 | −17 (66-65-69-71=271) | 3打差 | ジョージ・クッツェー |
8 | 2013年11月17日 | DPワールドツアー・チャンピオンシップ・ドバイ | −25 (68-64-67-64=263) | 6打差 | イアン・ポールター |
9 | 2014年11月23日 | DPワールドツアー・チャンピオンシップ・ドバイ (2) | −16 (68-66-68-70=272) | 2打差 | ビクトル・デュビッソン, ローリー・マキロイ ジャスティン・ローズ |
10 | 2016年6月26日 | BMWインターナショナル・オープン (2) | −17 (68-65-67-71=271) | 3打差 | ダレン・フィチャート, トービヨン・オルセン |
11 | 2016年7月17日 | 全英オープン [1] | −20(68-65-68-63=264) | 3打差 | フィル・ミケルソン |
1 アジアンツアーとの共催
2 サンシャインツアーとの共催
プレーオフ記録 (1勝3敗)
No. | 年 | トーナメント | 相手 | 結果 |
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1 | 2005 | Scandinavian Masters | マーク・ヘンスビー | 2ホール目でパーを決められ敗北。 |
2 | 2006 | BMWアジアン・オープン | ゴンサロ・フェルナンデス=カスターニョ | 1ホール目、カスターニョがバーディで決められ敗北。 |
3 | 2006 | BMWインターナショナル・オープン | レーティフ・グーセン, パドレイグ・ハリントン | 1ホール目、イーグルで優勝 |
4 | 2014 | BMWインターナショナル・オープン | ラファエル・カブレラ=ベロ, グレゴリー・アブレ ファビリジオ・ザノッティ |
ザノッティが5ホール目でパーを取られ敗北。 アブレは4ホール目、カブレラ=ベロは2ホール目でそれぞれ脱落。 |
PGAツアー優勝 (6)
[編集]
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No. | 年月日 | トーナメント | スコア | 打差 | 2位(タイ) |
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1 | 2007年2月25日 | アクセンチュア・マッチプレー選手権 | 2&1 | ジェフ・オギルビー | |
2 | 2009年5月10日 | ザ・プレーヤーズ・チャンピオンシップ | −12 (68-69-73-66=276) | 4打差 | イアン・ポールター |
3 | 2013年9月2日 | ドイツ銀行選手権 | −22 (67-63-66-66=262) | 2打差 | スティーブ・ストリッカー |
4 | 2013年9月22日 | ツアーチャンピオンシップ by コカ・コーラ | −13 (64-66-69-68=267) | 3打差 | ジョーダン・スピース, スティーブ・ストリッカー |
5 | 2016年7月17日 | 全英オープン [1] | −20(68-65-68-63=264) | 3打差 | フィル・ミケルソン |
6 | 2017年8月20日 | ウィンダム選手権 | −22(62-66-66-64=258) | 1打差 | Ollie Schniederjans |
チャレンジツアー (3)
[編集]No. | 年月日 | トーナメント | スコア | 打差 | 2位(タイ) |
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1 | 2000年6月25日 | DEXIA-BILルクセンブルク・オープン | −18 (63-68-69-70=270) | Playoff | ニコラス・コルサーツ (am), Nils Roerbaek-Petersen |
2 | 2000年9月17日 | Gula Sidorna Grand Prix | −7 (66-69-71-71=277) | 3打差 | Robert-Jan Derksen, Kenneth Ferrie |
3 | 2000年11月5日 | チャレンジツアー・グランドファイナル | −18 (69-67-65-69=270) | 5打差 | Mikael Lundberg, Andrew Raitt, Michele Reale |
その他優勝 (2)
[編集]No. | 年月日 | トーナメント | スコア | 打差 | 2位 |
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1 | 2008年11月30日 | オメガ・ミッションヒルズ・ワールドカップ (with ロバート・カールソン) |
−27 (65-67-66-63=261) | 3打差 | ミゲル・アンヘル・ヒメネス and パブロ・ララサバル |
2 | 2008年12月7日 | ネッドバンク・ゴルフチャレンジ | −21 (63-71-65-68=267) | 9打差 | ケニー・ペリー |
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c “ステンソンがメジャー初V ミケルソンとのデッドヒート制す”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2016年7月18日). 2016年7月18日閲覧。
- ^ “メダリスト3人が“選外”となる非常事態 苦しむ銀メダリスト・ステンソンの現在【五輪あの人は今】”. ゴルフ情報 ALBA.Net (2021年7月29日). 2021年10月11日閲覧。
- ^ “ステンソンが逆転優勝 大会ホストのウッズは4位”. GDO ニュース (2019年12月8日). 2021年10月11日閲覧。