ヘラルボニー
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株式会社ヘラルボニー(HERALBONY Co., Ltd.)とは、岩手県盛岡市にあるデザイン関連会社。
社名の由来は共同代表である双子の松田文登・崇弥の、障害を持つ長兄の造語から[1]。
概要
[編集]当該企業の代表・松田崇弥は、経産省のホームページのインタビューに答えて、自社の業務を次のように説明した。「主に知的障害のある作家さんとライセンス契約し、シャツ、ジャケットのような製品をつくったり、企業とコラボしてアートイベントを展開したりしています。タレントエージェンシーとIP(知的財産)ビジネスを掛け合わせたような領域」であると[2]。
社史
[編集]- 2019年9月、代表である松田文登と崇弥が、フォーブス・ジャパン誌の「三十歳未満の三十人の経営者」に選出される[3]
- 2024年5月、ルイ・ヴィトンなどを傘下におさめるLVMHが主催したイノベーション・アワードを受賞[4]
参考書籍
[編集]- 『異彩を、放て。: 「ヘラルボニー」が福祉×アートで世界を変える』松田文登と松田崇弥・著(新潮社、2022年)
関連項目
[編集]- 内舘茂 - 盛岡市長。ヘラルボニー等の会社が開催したセミナーの冒頭でインパクト・スタートアップ宣言をした[5]。
- 小川晶 - 群馬県会議員の時に自らのブログでヘラルボニーを語った[6]。後に前橋市長になって、前橋ブックフェスのシンポジウムで松田文登とともに登壇した[7]。
- 小山薫堂 - 崇弥が小山の会社に在籍していた[8]。
- 人生、ここにあり! - バザリア法施行後のイタリアを描いた映画
- ダイタク - 共同代表と同じ一卵性双生児のお笑いコンビ。M-1グランプリ2024決勝に出場した際にヘラルボニーのネクタイを着用した[9]。