ヘイリバー (ノースウエスト準州)
ヘイリバー Xátł'odehchee | |
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町 | |
Town of Hay River | |
標語: Hub of the North | |
北緯60度49分59秒 西経115度46分40秒 / 北緯60.83306度 西経115.77778度座標: 北緯60度49分59秒 西経115度46分40秒 / 北緯60.83306度 西経115.77778度 | |
国 | カナダ |
州 | ノースウエスト準州 |
地域 | サウススレーブ地域 |
編制 | 1963年6月27日 |
面積 | |
• 陸地 | 133.15 km2 |
標高 | 165 m |
人口 (2021年)[1] | |
• 合計 | 3,169人 |
等時帯 | UTC−7 (山岳部標準時) |
• 夏時間 | UTC−6 (山岳部夏時間) |
ウェブサイト | www.hayriver.com |
ヘイリバー(Hay River)はカナダノースウエスト準州のグレートスレーブ湖南岸、ヘイ川河口に位置する町である。州都イエローナイフに次いで人口が多く、フォートスミスとともにサウススレーブ地域の中心的コミュニティーである。
歴史
[編集]先住民の活動は紀元前7000年頃まで遡る。1854年の地図に記録があり、1868年にハドソン湾会社の交易所が開設されたが、初めて定住したのは1892年チアトロ率いるスレイビー族の人々である。続いて宣教団の学校や診療所ができ、1925年には王立カナダ騎馬警察が来て、第二次世界大戦中にはアメリカ陸軍工兵隊が滑走路を設置した。
1948年、カナダ連邦政府がアルバータ州から続くマッケンジー・ハイウェイを敷設し、カナダ南部の諸州と道路で接続された初めてコミュニティーとなった。1959年、海運会社Northern Transportation Companyの本拠地となり、マッケンジー川やボーフォート海沿岸の居住地に向けた物流センターとなっている。1964年には近郊のPine Point鉱山開発に関連してMackenzie Northern Railwayが敷設され、(アラスカを除く)北アメリカ大陸全体と鉄道で連絡された最北の地となった。
交通
[編集]道路
[編集]ヘイリバー・ハイウェイ(準州道2号線)の終点で、イエローナイフやアルバータ州へは通年舗装道を使って通行可能。
鉄道
[編集]カナディアン・ナショナル鉄道の貨物列車が1日1往復運行しているが、旅客の取り扱いはない。
航空
[編集]ヘイリバー・マーリン・カーター空港(Hay River/Merlyn Carter Airport, (IATA: YHY, ICAO: CYHY))が市街より北3 kmに位置している。バッファロー航空がイエローナイフとの間を1日1往復運航しているほか、ノースウェスタン・エア(Northwestern Air)がハイ・レベル経由エドモントン便とフォートスミス便を週4往復運航している。
脚注
[編集]- ^ “Population and dwelling counts: Canada, provinces and territories, and census subdivisions (municipalities), Northwest Territories”. Statistics Canada (February 9, 2022). April 17, 2022閲覧。