プロジェクト:アウトリーチ/図書館総合展2022/紹介/3TDUウィキペディアタウンin千住
表示
TDUウィキペディアタウン in 千住は、2017年から2019年にかけて東京電機大学で開催されたウィキペディア・エディタソンである。全4回開催した。
ウィキペディアサロン2022関連企画
[編集]無し
企画概要
[編集]- 企画名
- TDUウィキペディアタウン in 千住
- 初開催時期
- 第1回 2017年9月2日(土)
- 第2回 2018年2月24日(土)
- 第3回 2018年9月16日(日)
- 第4回 2019年10月20日(日)
- 開催地
- 東京都足立区千住旭町5番 東京電機大学 東京千住キャンパス2号館1階図書館
- 参加人数(募集人数)
- 20名程度
- 参加者
- 学生、地域住民(高校生以上)
- 参加費
- 無料
企画内容
[編集]企画のねらい
[編集]- 正確な情報伝達手法や著作権について学び、情報リテラシーの向上を図る。
- 学生と地域住民との交流を深める。
- 地域の文化財や観光名所等を広く情報発信することで、地域の発展に貢献する。
当日の日程
[編集]- スケジュール
- 第1、2回
- 10:00~11:00 ガイダンス
- 11:00~12:30 フィールドワーク(もしくは学内ワーク)
- 12:30~13:30 お昼休憩
- 13:30~16:00 編集作業
- 16:00~16:30 成果発表
- 第3回
- 10:00~10:10 今日の案内、今日のテーマについて 等
- 10:10~11:30 フィールドワーク
- 11:30~12:30 お昼休憩
- 12:30~13:00 講義、ウィキペディアの編集方針について 等
- 13:00~15:30 編集作業
- 15:30~16:30 発表/講評と質疑応答と理念についての説明
- 第4回
- 10:00~11:00 ウィキペディアについてのガイダンス
- 11:00~12:00 フィールドワーク(もしくは学内ワーク)
- 12:00~13:00 お昼休憩
- 13:00~15:30 編集作業
- 15:30~16:30 成果発表
- ガイダンス
- 主催者あいさつ(約5分)、ウィキペディア解説(約30分~60分)、成果発表(約30分)、講評(約30分)
- ウィキペディア編集時間
- 約2時間30分
編集題材
[編集]第1回
[編集]第2回
[編集]- 新規作成項目 - 千寿七福神
- 千住本氷川神社/大川町氷川神社/元宿神社を取材する班と、千住神社/八幡神社/千住河原町稲荷神社/仲町氷川神社を取材する班に分かれて編集を行った。
第3回
[編集]- 新規作成項目 - 千住郵便局電話事務室、柳原千草園
第4回
[編集]運営体制
[編集]- 主催者
- 東京電機大学総合メディアセンター
- 協力者
- 丸善雄松堂(株)、足立区
- 運営スタッフ
- 大学職員、丸善雄松堂(株)、図書閲覧スタッフ(委託スタッフ)
- ウィキペディア講習担当
- 海獺氏
- 準備物
- プロジェクター、モニター、ホワイトボード、ノートパソコン、デジタルカメラ、ビデオカメラ、文献資料、付箋、名札、筆記用具、メモ用紙、机、椅子、昼食、飲み物 等
- その他
-
- 各回でウィキペディア編集経験者の方にも参加いただいた。
- ウィキペディアのアカウントは事前に作成していただくように案内した。
企画実施の背景
[編集]本企画が、学生がレポートや論文を作成する際に必要とされる典拠の示し方や著作権等の知識を身に付け、情報リテラシーの向上に繋がる有益なイベントになると考え、実施することとした。
実施後の影響 あるいは 展望
[編集]- 企画参加者に向け実施した事後アンケートでは、企画自体の満足度が非常に高い結果となった。参加した学生からも企画自体に大変満足してもらえ、本企画を経験したことで、「情報を鵜呑みすることがよくないということを実感した」「資料から確実に典拠となる文章を見つけることが難しかったが、とても重要だと気付いた」といった感想をもらった。
- 各回終了後に本企画の報告会を実施した(学園祭やオープンキャンパスで実施)。展示を見てくれた地域住民より「今後もぜひ続けてほしい」との感想をもらった。また、第1回で編集題材となった「千住葱」を葱業者より提供いただき、展示することになった。
- 「千住葱」がウィキペディア日本語版のトップページに「新着記事」として選出される等、成果物についての一定の評価を得ることができた。
企画の課題 あるいは 後進へのアドバイス
[編集]学生に向け様々な広報活動を行ったり、編集題材を学習に関連のあるものに設定したりしたが、興味を持ってくれる学生が少なく、参加を促すのに苦労した。実施日のほとんどが大学の休みの日であったということも、学生が参加しづらかった要因の一つと思われる。大学で実施する場合は、教員の協力が必須となり、より効果的に学生に参加してもらうにはゼミ等で実施する等の授業との連携が必要になると考える。
参考情報
[編集]