プロジェクト‐ノート:ボクシング/ボクサー記事の作成基準
ボクサー記事の作成基準の策定
[編集]まず、en:Wikipedia:WikiProject Boxingでは直接参考になる基準が見つからず、また、日本語版のWikipedia:特筆性 (人物)#スポーツ選手に当たるen:Wikipedia:Notability (people)#Athletesはen:Wikipedia:Notability (sports) へのリンクのみとなっているため、en:Wikipedia:Notability (sports)#Generally acceptable standards 19:30, 19 July 2010 (UTC) およびen:Wikipedia:WikiProject Martial arts/Notability#Martial artists 15:29, 14 July 2010 (UTC) からの拙訳を参考に掲げます。{{seealso|Wikipedia:Notability (people)|Wikipedia:Biographies of living persons}} については、日本語版の内容と大差があるため省略しました。--小内山晶 2010年7月23日 (金) 18:08 (UTC)・下線部追加--小内山晶 2010年7月24日 (土) 07:35 (UTC)
英語版の「スポーツ関連人物」記事の作成基準
[編集]改訳できる方を求めています。 |
スポーツ関連人物は(特定のセクションで特記されているものを除き)以下のような場合に著名とみなされる。
- オリンピックのように最高水準のメジャーで国際的なアマチュアまたはプロの大会に参加した。
- 後述する特定のスポーツのセクションの1つで、いずれの資格も満たす。 (拙訳者注; 後述された部分では、ボクシングをはじめとして格闘技関係には言及なし)
少なくとも結果の一部が事前に決まっているか準備されているようなエンターテインメント性のある競技大会は、このページでは説明しない。そのような大会(例えばプロレスなど)の参加者についてはen:WP:ENT(Wikipedia:特筆性 (人物)#芸能人)を参照。 拙訳; 小内山晶 2010年7月23日 (金) 18:08 (UTC), 2010年8月2日 (月) 19:01 (UTC)
英語版の「格闘家」記事の作成基準
[編集]改訳できる方を求めています。 |
一般に格闘家が注目に値しようが、彼ら自身に関する資料で1つかそこらの段落にしか扱いがなく、関連するスタイルや団体の記事があってそれが著名なら、その格闘家についてはその中で言及されるべきである。リダイレクトは安直である。彼らが単独で注目に値する存在であり、そのスタイルがそうでない場合は、スタイルでなく人物に関する記事を作成しなさい。
- 著名性を支持する基準
- 単独の記事/ドキュメンタリーの主題。(拙訳者注; 同上、とあるので "Arts and styles" のセクションより) 新聞記事やテレビ番組といったメディアが扱う単独もしくは多数の主題。ニッチメディアに注意。関連団体によるものでないことを確認すること。それが内部発行の年刊雑誌なら注目には値しないだろう。しかし、広く流通する月刊誌をプロデュースするほどの格闘家なら、そこからの供給はあらゆる一次資料と同様に扱われなければならないとしても、たぶん注目には値するだろう。
- 注目に値するスタイルの創始者。
- オリンピックメダリスト。数十回以上の競技経験者。
- 決勝戦出場者。特に重要な大会で何度も決勝戦に出場しているような選手。例えば学内のチャンピオンなどではなく、国際大会や重要な国内トーナメントでの競技選手。
- スタイルに関する重要な 出版物の著者。例えば、配下にない組織や他のスタイル・団体の格闘家によって、格闘技の研究を推薦されるような出版物。ただし、自費出版に注意。
- 削除を支持する基準
格闘技を教えることを達成しただけ(あるいは注目に値しない格闘技を創設しただけ)の人物。何千もの門人を抱える格闘技で上位にランクされる2、3の人物の1人でない限り、格闘技の記事でその人物に言及することさえ避けたほうが良い。 拙訳; 小内山晶 2010年7月23日 (金) 15:56 (UTC), 2010年7月25日 (日) 00:42 (UTC)
日本語版での「ボクサー」記事の作成基準に関する動き
[編集]1) Wikipedia:削除依頼/特筆性のないボクサー項目 2009年11月11日 (水) 06:21 (UTC) の版での案を引用。
- 「A級以上または各地方の新人王を獲得した者、業界への貢献著しい者」を基本とし、場合によってはこれ以外に「JBCライセンスを10年以上保持している(ジム会長になれる条件)」なども必要に応じて検討してはどうか
コメント 業界への貢献著しい者 は曖昧なので具体化もしくは除去される必要があります。JPOVに陥っていないとすればボクシング界全体、ボクシング競技全体への貢献度が高い者といった意味に解釈され、その場合、2) のいずれかの条項に該当すると思われます。JBCライセンスを10年以上保持している は検証可能性が満たされません。(似た内容で検証可能な基準ならば案のひとつにはなる。)A級以上または各地方の新人王を獲得した者 については、ゆる過ぎるのでは? 特に過去の各地方の新人王については検証可能性が満たされにくく、すでに作成されてしまっている項目で出典を明記されているもの以外は、積極的に認めるべきではないと思います。--(引用およびコメント)小内山晶 2010年7月23日 (金) 21:38 (UTC)
2) Wikipedia‐ノート:特筆性 (人物)#各分野のスポーツ選手の特筆性について 2010年7月21日 (水) 12:45 (UTC) の版での案にボクシング競技向けの手直しを加え、仮案として次節にまとめました。
ボクサー記事の作成基準(仮案)
[編集]- ワールドカップ、世界選手権、オリンピック、世界タイトル戦など著名な国際大会に出場した。
- 各国のボクシングにおいて第一人者である。例えばプロの場合は、世界ランキング15位以内(東洋太平洋王者を含む)、日本王者など。
- ジュニアの世界大会で優勝および準じる顕著な業績を残した。但し、各国の最高レベルの選手権で優勝した以外のジュニア選手は作成しない。全国ちびっ子ボクシング大会や全国U-15ジュニアボクシング大会などにおけるジュニア選手の扱いはWikipedia:ウィキプロジェクト フィギュアスケート#児童こども・若年選手の保護に倣う。
- 上記以外にボクシングにおいて顕著な業績を残した。例えば、インターハイや高校選抜、国体少年などの個々の大会の優勝成績のみでは作成しないが、アマ高校5、6冠を達成するなど顕著な業績を残した場合など。信頼できる情報源に複数の有意な言及があることを示さなければならない。
- 上記までの選手が残した顕著な業績に関して指導実績を残した指導者。実績を残した選手が1人に限られる場合はその選手の記事内で述べることが求められる。
- ボクシングの各国連盟などの団体で重要な役職を務めた。信頼できる情報源に複数の有意な言及があることを示さなければならない。
- ボクシングの業績以外で各メディアで頻繁にとり上げられるような高い知名度がある。信頼できる情報源に複数の有意な言及があることを示さなければならない。
コメント これ以外に、何らかの言及が必要ではと迷ったのが「日本ランカー」「全日本新人王」の扱いです。男子女子の区別は特にしませんでした。仮案として提出しますので、ご意見をお寄せいただき、最終的にプロジェクト参加者のみなさんで決めてください。--(仮案作成およびコメント)小内山晶 2010年7月23日 (金) 21:38 (UTC)
- 仮案の作成ありがとうございました。大きな問題はないと思いますが、いくつか質問をさせてください。小内山晶さんへというよりも、不特定多数の方へ、となると思います。
- 「世界ランキング15位以内(東洋太平洋王者を含む)、日本王者など。」の『世界ランキング』というのは、いわゆるメジャー4団体(WBA、WBC、WBO、IBF)ということでよろしいでしょうか?また、世界ランキング15位以内に入っていないが、いわゆるマイナー団体の世界王者である場合(そういう例があるかどうかは分かりません。)、はどうなりますでしょうか?
- OPBF王者を認めるということは、自動的に各地域王者も認めるということになりますでしょうか?いわゆるメジャー団体のインター王者などはどうなりますでしょうか?参考↓
- 個人的には「全日本新人王」は完全にOKだと思いますし、「日本ランカー」もOKとしたいです。「日本ランカー」がNGだとしても、日本(地域)タイトルなどへの挑戦者はOKとしたいです。日本王座を獲得せずにOPBF王座に挑戦するケースもあるように思いますし。
- 以上、よろしくお願い致します。--Hideki1976 2010年7月24日 (土) 06:30 (UTC)
- コメント 世界ランキングを月々定期的に発表しているのは主要4団体ぐらいではないかと思いますが、ボクシングにおいて顕著な実績があり、それが検証可能であればマイナー団体のランカーでも構わないのでは? これはマイナー団体の世界王者、各地域王者、インター王者についても同様に考えます。それから、日本以外で活躍する日本人選手や競技中の事故により死去した選手などについても何か明文化しておくべきか迷いました。個人的にはこういった選手――マイナー団体のランカー、マイナー団体の世界王者、各地域王者、インター王者、日本以外で活躍する日本人選手、競技中の事故により死去した選手――については信頼できる情報源に複数の有意な言及があることを示さなければならない が厳守される限りにおいて、比較的ゆるい設定として認めても良いのではないかと思います。しかし、#英語版の「格闘家」記事の作成基準で説明されているように、もしも提示されたものが名前が掲載されている程度の資料でしかなければ、有効な出典とは認められないでしょう。それから、上述の日本ランカー、全日本新人王については、#英語版の「格闘家」記事の作成基準 4. の決勝戦出場者。特に重要な大会で何度も決勝戦に出場しているような選手。(中略)国際大会や重要な国内トーナメントでの競技選手 をあまり拡大解釈されないように調整して導入することで解消できるかもしれないと思いましたが、これらも当然ながら信頼できる情報源に複数の有意な言及があることを示さなければならない が厳守されればの話です。--小内山晶 2010年7月24日 (土) 07:35 (UTC)・下線部追加--小内山晶 2010年7月24日 (土) 08:33 (UTC)
- 追伸; メジャー団体のインター王者であればその団体の世界ランカーとなるでしょうから、これは別物として扱う必要もなさそうですね。PABA・ABCO王者の場合も、WBA・WBCで優遇されるでしょう。むしろユース王者の扱いが争点になりそうです。俺は信頼できる情報源に複数の有意な言及があることを示さなければならない が厳守されれば認めても良いと思いますが。--小内山晶 2010年7月24日 (土) 07:49 (UTC)
- 再追伸; ユース王者はよくよく調べてみると意外と優遇度が高いようなので、マイナー団体の世界王者、各地域王者、インター王者と特に区別する必要もないように思いました。それと、仮案中に内部リンクのみ補いました。--小内山晶 2010年7月26日 (月) 17:35 (UTC)
コメント その後、日本ランカー、全日本新人王について考えてみましたが、やはり一律に特筆性ありとして積極的に認めることはできないと考えます。日本ランキングで下位に1、2度ランクインして終わる選手もいれば(新人王も含む)、上位ランクに長年とどまっている選手もいます。要するに特筆性のある日本ランカーもいるでしょうが、大抵のランカーは検証可能性に乏しいです。この点については上で述べたマイナー団体のランカー、マイナー団体の世界王者、各地域王者、インター王者、日本以外で活躍する日本人選手、競技中の事故により死去した選手も同様に明文化を避けるべきものと考えます。大抵の現役選手については誰でもいくらでもネット情報を目にすることができますが、項目作成にあたっては、歴史のある競技なので数年前、10年前、20年前なら誰に当たるか考えてみるとわかりやすいと思います。また、著名性に欠ける選手を扱う場合、嵩増しのためにエピソードが主体になったり、プライバシー権を脅かす内容の記述が入り込みやすくなったりすることにも注意すべきです。プロボクサーのほとんどは他にも職業を持っていますが、多少変わった職種に就いている場合にも余程のことがなければ特筆性を補うことは難しいので、こちらも注意が必要です。それから、現在、翻訳依頼に出されているWikipedia:特筆性 (スポーツ) が形になるまでの間、その概要として8月14日にTiyoringoさんがWikipedia:特筆性 (人物)#スポーツ選手の内容を更新されていますので、併せて参考にしてください。--小内山晶 2010年8月22日 (日) 01:10 (UTC)
追記; 去る8月27日、「Wikipedia:特筆性/改善案「収録項目の基準」」にWikipedia:特筆性/改善案「収録項目の基準」#個別の分野・テーマについてのガイドラインとして、分野ごとのガイドラインは十分な告知をした上で、プロジェクト(または文書とされているが現在はこのプロジェクトには文書が存在しないので)のノートで議論し、ガイドライン化されれば「Wikipedia:収録基準 (ほげほげ)」の文書名でそちらに掲載するようにとの記述が加わりました。こちらでの議論については非常に残念ながら現在のところコメント依頼にも出しているものの議論が停滞したままになっていますので、提案者からは当サブページの改名(移動)なども特にいたしません。ガイドライン決定の際には上記ページ周辺の新しい情報もご確認の上、文書名を適切なものに変えてください。よろしくお願いします。--小内山晶 2010年8月30日 (月) 06:43 (UTC)
2011年2月初旬にen:Wikipedia:Notability (sports)#Boxingが整備されたことをお知らせします。--小内山晶 2011年3月24日 (木) 12:47 (UTC)