プレザント・シェイド・オブ・グレイ
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『プレザント・シェイド・オブ・グレイ』 | ||||
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フェイツ・ウォーニング の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1996年11月 - 12月 コネチカット州スタンフォード キャリッジ・ハウス[1] | |||
ジャンル | ヘヴィメタル、プログレッシブ・メタル | |||
時間 | ||||
レーベル |
メタル・ブレイド・レコーズ マサカー・レコード | |||
プロデュース | テリー・ブラウン | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
フェイツ・ウォーニング アルバム 年表 | ||||
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『プレザント・シェイド・オブ・グレイ』(原題:A Pleasant Shade of Gray)は、アメリカ合衆国のプログレッシブ・メタル・バンド、フェイツ・ウォーニングが1997年に発表した8作目のスタジオ・アルバム。
解説
[編集]バンド初のトータル・コンセプト・アルバムで、12部構成の組曲となっている[1]。以後長年にわたりバンドに貢献していくベーシスト、ジョーイ・ヴェラ(元アーマード・セイント)が初参加したアルバムに当たる[2]。
スティーヴ・ヒューイはオールミュージックにおいて5点満点中2.5点を付け「聴くのに根気がいる作品で、気の弱い人には向いていない」と評している[1]。
本作リリース後のツアーでは全編が再現され、1998年4月のヨーロッパ・ツアーにおけるライブ録音は、同年10月発売のライブ・アルバム『スティル・ライフ』に収録された[3]。
リイシュー
[編集]2006年の再発盤には、本作のプロモーション・ツアーにおける本作の再現ライブを収録したボーナスDVD(ドイツ・ツアー及びハリウッド公演の模様を編集したもので、1998年に発売されたVHSと同内容)が付属した[4]。また、2015年には3枚組CD + DVDという仕様の再発盤がリリースされており、CD2には本作の全編のライブ・ヴァージョン及びボーナス・トラック2曲、CD3にはデモ・ヴァージョン及び「パート2」のリミックス・ヴァージョン、DVDには1997年6月及び1998年4月に行われた本作全編のライブ映像と、1999年の「We Only Say Goodbye」のライブ映像が収録された[5]。
収録曲
[編集]全曲ともジム・マテオス作。
- パート1 - "Part I" - 1:54
- パート2 - "Part II" - 3:25
- パート3 - "Part III" - 3:53
- パート4 - "Part IV" - 4:27
- パート5 - "Part V" - 5:24
- パート6 - "Part VI" - 7:28
- パート7 - "Part VII" - 4:51
- パート8 - "Part VIII" - 3:31
- パート9 - "Part IX" - 4:46
- パート10 - "Part X" - 1:19
- パート11 - "Part XI" - 3:35
- パート12 - "Part XII" - 9:18
日本盤ボーナス・トラック
[編集]- パート2(リミックス・ヴァージョン) - "Part II (Remix Version)" - 4:41
参加ミュージシャン
[編集]- レイ・アルダー - ボーカル
- ジム・マテオス - ギター、ギターシンセサイザー
- マーク・ゾンダー - ドラムス、アディショナル・ボイス
- ジョーイ・ヴェラ - ベース
- ケヴィン・ムーア - ピアノ、キーボード
- テリー・ブラウン、ビル・メトヤー、リンゼイ・マテオス、Lydia Montagnese - アディショナル・ボイス
脚注
[編集]- ^ a b c Huey, Steve. “A Pleasant Shade of Gray - Fates Warning”. AllMusic. 2020年5月31日閲覧。
- ^ Prato, Greg. “Fates Warning - Biography & History”. AllMusic. 2020年5月31日閲覧。
- ^ Taylor, Robert. “Still Life - Fates Warning”. AllMusic. 2020年5月31日閲覧。
- ^ Fates Warning - A Pleasant Shade Of Gray (2006, CD) | Discogs
- ^ Fates Warning - A Pleasant Shade Of Gray (2015, CD) | Discogs
外部リンク
[編集]- プレザント・シェイド・オブ・グレイ - Discogs (発売一覧)