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プラレスラーVAN

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

プラレスラーVAN』(プラレスラーバン)は、原作:牛次郎、作画:神矢みのる、デザイン協力:神宮司訓之による日本漫画作品。『チャンピオンRED』(秋田書店)にて2003年4月号から2005年1月号まで連載された。全22話。単行本は全4巻。

プラレス3四郎』の続編であり、物語後半では同作品のキャラクター達が登場している。

あらすじ

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『プラレス3四郎』から20年以上後の時代。主人公・VANこと伴雄二は、自作プラレスラーの明王丸とともにプラレスの頂点を目指し、数々の強敵に挑んでいく。だがその影では謎の組織、青いサソリ(ブルー・スコーピオン)の陰謀が蠢いていた。

登場人物

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伴 雄二(ばん ゆうじ)
主人公。通称、VAN(バン)。プラレスを心から愛する少年で、強い正義感を持つ。明王丸のオーナー。プラレスラーとしては有望株だが何分に駆け出しで年若いため、3四郎たちの存在を知らず初対面で「誰?」呼ばわりをしたため、少し上の3四郎たちを知る世代である神野たちから存分に叱られる事もある。
E・J(イー・ジェイ)
第10回プラレス・トーナメント大会東日本地区決勝大会の神奈川地区代表で、カン・ノウンのオーナー。物語冒頭の大会第1試合でVANと対決した。
神野 道郎(かみの みちろう)
年配女性たちにカリスマ的な人気のある軍事アナリスト。自らが収集した世界中の軍事技術の証明のため、自作プラレスラーのゴッド・パワーとともに大会に出場する。
マイケル小川(マイケルおがわ)
マッハ・ハヤテのオーナー。第20回プラレス日本リーグ東京地区予選大会の優勝候補として、VANの前に大きく立ちはだかる。

プラレスラー

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明王丸(みょうおうまる)
VANが作ったプラレスラー。前作『プラレス3四郎』の主役プラレスラーの柔王丸と同様のスピード重視の軽量級だが、細胞状のOS「ファイティング・セル」による優れた反射行動、配線回路の代わりに体内に高伝導体のゲルを満たした「オーガニック・ゲル・システム」による驚異的な反応速度など、多数の新機能が秘められている。
カン・ノウン
E・Jのプラレスラー。空を飛ぶ6本腕で敵を地獄に叩き落とす、通称・地獄の千手観音
ゴッド・パワー
神野道郎のプラレスラー。神野が収集した軍事技術の粋が組み込まれており、気化爆弾を応用した衝撃波攻撃「ファイナル・クライシス」など、反則スレスレの強力な装備を持つ。
マッハ・ハヤテ
マイケル小川のプラレスラー。強力な破壊力で対戦相手をことごとく一撃で粉砕する、百戦百殺のストリート・ファイター。
プロト-07(プロトセブン)
プラレス技術の軍事利用を企む組織・青いサソリ(ブルー・スコーピオン)のUGV(無人地上機)。明王丸の敵として登場するが、敗北して組織に廃棄されたところをVANたちに救われ、その恩義から彼らに協力する。
プロト-11(プロトイレブン)
青いサソリが開発した、アメリカのオブジェクティブフォースUGV部隊のURBOT(兵士携帯ロボットシステム)。パワーアップ用の様々なオプションパーツを持ち、物量・装備とも民間用プラレスラーをはるかに上回る。

書誌情報

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  1. ISBN 4-253-23121-7
  2. ISBN 4-253-23122-5
  3. ISBN 4-253-23123-3
  4. ISBN 4-253-23124-1