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ブーフーウー (子供服)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社ブーフーウー
BOOFOOWOO CO.,LTD.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
135-0016
東京都江東区東陽6丁目3-2
イースト21タワー2階
設立 2015年2月
(1984年5月13日創業)
業種 小売業
法人番号 4012301010004
事業内容 子供服・LADY'S、MEN'S WEARの企画・製造・卸し・販売及び輸出入・オンラインショッピングFOO HOMESの運営管理
代表者 破産管財人 辺見紀男
資本金 1000万円
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株式会社ブーフーウー(BOOFOOWOO CO.,LTD.)は、かつて子供服の製造・販売を手がけていた日本の企業。

概要

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1984年5月に創業。東京都港区にインポート雑貨と子供服の店「BOO FOO WOO」を開店し、1987年4月に法人へ改組。「I LOVE BOO」や「BOO HOMES」などの自社ブランドを展開し、店舗も100店舗を展開するまでに成長した[1][2]

2007年7月期には約57億1800万円の売上を記録したが、価格設定が高めであったこともあり、売上は悪化の一途を辿り、2014年7月期の売上高は約8億円にまで落ち込んだ。これに追い討ちをかけるかのように、2007年に購入した自社ビルの取得費用や出店費用等が重荷となり、経営状況は悪化[1][2]

ブーフーウーは2014年10月30日に東京地方裁判所民事再生法適用を申請[1][2]。同年12月にリサイクルショップを展開する株式会社AKIRAを民事再生スポンサーに選定。2015年2月にAKIRAが設立した株式会社ブーフーウー(新社)へ事業を譲渡[3]。同時にブーフーウー(旧社)は、株式会社旧ブーフーウーへ商号変更され[4]、旧ブーフーウーは2016年3月16日に法人格が消滅した[5]

ブーフーウー(新社)はAKIRAの下で再建を図ろうとしたが、AKIRA自体が2018年から取引先への支払いが滞るなど業績が悪化したため、2018年10月2日に事業を停止。同日にAKIRAと共に東京地方裁判所から破産手続開始決定を受けた[6]。そして2019年3月15日に法人格が消滅した。

沿革

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  • 1984年5月13日 - 創業。東京都港区に「BOO FOO WOO」を開店。
  • 1987年
    • 4月10日 - 有限会社アメリカ市場として法人に改組[2]
    • 7月 - 商号を有限会社ブーフーウーへ変更[2]
  • 1996年7月 - 株式会社へ改組[2]
  • 1999年 - ロサンゼルスに BOOFOOWOO Ltd.(U.S.A)を 設立。
  • 2014年
  • 2015年2月 - 新旧分離を実施し、全事業を株式会社ブーフーウー(新社)へ譲渡。同時に株式会社ブーフーウー(旧社)の商号を株式会社旧ブーフーウーへ変更[5]
  • 2016年3月16日 - 旧ブーフーウーの法人格消滅[5]
  • 2018年10月2日 - ブーフーウー(新社)がAKIRAと共に東京地方裁判所から破産手続開始決定を受ける。
  • 2019年3月15日 - ブーフーウー(新社)の法人格消滅。

脚注

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  1. ^ a b c TSR速報 (株)ブーフーウー東京商工リサーチ 2014年11月5日
  2. ^ a b c d e f 倒産速報詳細 株式会社ブーフーウー(東京都)信用交換所東京本社 2014年11月4日
  3. ^ 【プレスリリース】ブーフーウー社のスポンサーに内定致しましたECO&KIDS AKIRA NEWS 2014年12月29日
  4. ^ (株)AKIRA信用交換所 2018年10月3日
  5. ^ a b c 株式会社旧ブーフーウー国税庁法人番号公表サイト
  6. ^ TSR速報 (株)AKIRAほか1社東京商工リサーチ 2018年10月3日

外部リンク

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