ブロークン・ハート・ギャラリー
ブロークン・ハート・ギャラリー | |
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The Broken Hearts Gallery | |
監督 | ナタリー・クリンスキー |
脚本 | ナタリー・クリンスキー |
製作 | デヴィッド・グロス |
製作総指揮 |
ナタリー・クリンスキー ジェフ・アークス セレーナ・ゴメス マシュー・ハート ジョシュ・フィリップス ミシェル・クヌードセン ローリー・メイ メイソン・ノヴィック アンドリュー・M・ロビンソン ノア・シーガル ジェシー・シャピーラ マンディ・ティーフィ シャンテル・タブリジ |
出演者 |
ジェラルディン・ヴィスワナサン デイカー・モンゴメリー ウトカルシュ・アンブドゥカル モリー・ゴードン |
音楽 | ジュヌヴィエーヴ・ヴィンセント |
撮影 | アラー・キヴィロ |
編集 | ショーン・ペーパー |
製作会社 |
ノー・トレース・キャンピング キックト・トゥ・ザ・カーブ・プロダクションズ |
配給 |
トライスター ピクチャーズ エレベーション・ピクチャーズ |
公開 |
2020年9月11日 劇場未公開 |
上映時間 | 108分 |
製作国 |
アメリカ合衆国 カナダ |
言語 | 英語 |
興行収入 | $4,779,960[1] |
『ブロークン・ハート・ギャラリー』(原題:The Broken Hearts Gallery)は2020年に公開されたアメリカ合衆国・カナダ合作のロマンティック・コメディ映画である。監督はナタリー・クリンスキー、主演はジェラルディン・ヴィスワナサンが務めた。本作はクリンスキーの映画監督デビュー作である。
日本では劇場公開されなかったが、2021年4月28日にデジタル配信がされる予定である[2]。
概略
[編集]ニューヨーク。20代の女性、ルーシーは彼氏に振られたショックから立ち直れずにいたが、不意に「別れた恋人にまつわる思い出の品をもらい受け、それを展示するギャラリーを作ってはどうか」と思いついた。画廊で働く中で得た経験を活かし、ルーシーはそのアイデアを実現させた。ルーシーのギャラリーは口コミで有名になっていき、多くの人々に次の一歩を踏み出すきっかけを与えた。その活動に従事する中で、ルーシー自身の傷も癒えていき、新しい恋へと導かれるのだった。
キャスト
[編集]※括弧内は日本語吹替声優[2]。
- ルーシー・ガリヴァー:ジェラルディン・ヴィスワナサン(高垣彩陽)
- ニック:デイカー・モンゴメリー(小野大輔)
- マックス・ヴォーラ:ウトカルシュ・アンブドゥカル(佐藤友啓)
- アマンダ:モリー・ゴードン(朝井彩加)
- ナディーン:フィリッパ・スー(杉山里穂)
- エヴァ・ウルフ:バーナデット・ピータース
- マルコス:アルトゥーロ・カストロ
- クロエ:スキ・ウォーターハウス(桃江トウコ)
- ハーヴァード:Ego Nwodim
- テイラー:テイラー・マリー・ヒル
- 本人:ロイ・チョイ
- ランディ:ミーガン・ファーガソン
- アメリア・ブラック博士:タティアナ・ジョーンズ
- ジェフ:ネイサン・デイルズ
製作
[編集]2019年5月8日、ジェラルディン・ヴィスワナサン、デイカー・モンゴメリー、ウトカルシュ・アンブドゥカルが本作に出演するとの報道があった[3]。7月1日、本作の主要撮影がカナダのトロントで始まった[4]。9月6日、モリー・ゴードン、スキ・ウォーターハウス、フィリッパ・スー、アルトゥーロ・カストロ、バーナデット・ピータースがキャスト入りした[5]。
マーケティング・興行収入
[編集]2020年6月9日、ソニー・ピクチャーズが本作の全米配給権を獲得し、本作を同年7月10日に全米公開すると発表した[6]。22日には本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[7]。しかし、その後も新型コロナウイルスの流行が収束しなかったため、本作の全米公開日は2020年7月17日→8月7日→9月11日と延期されていった[8]。9月3日、本作はソニー・ピクチャーズ・スタジオでプレミア上映された。その際、新型コロナウイルス感染防止のため、ドライブイン形式で上映が行われた[9]。11日、本作は全米2209館で封切られ、公開初週末に112万ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場4位となった[10]。
評価
[編集]本作は批評家から好意的に評価されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには108件のレビューがあり、批評家支持率は79%、平均点は10点満点で6.6点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「『ブロークン・ハート・ギャラリー』は目新しさに欠けるロマコメである。しかし、ジェラルディン・ヴィスワナサンの愛すべき名演のお陰で、魅力たっぷりの作品には仕上がっている。」となっている[11]。また、Metacriticには21件のレビューがあり、加重平均値は57/100となっている[12]。なお、本作のCinemaScoreはBとなっている[13]。
出典
[編集]- ^ “The Broken Hearts Gallery (2020)”. The Numbers. 2021年2月20日閲覧。
- ^ a b “ブロークン・ハート・ギャラリー”. ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント. 2021年2月19日閲覧。
- ^ “Geraldine Viswanathan, Dacre Montgomery and Utkarsh Ambudkar Cast in 'Broken Heart Gallery'”. Hollywood Reporter (2019年5月8日). 2020年9月9日閲覧。
- ^ “The Broken Hearts Gallery”. Production List. 2020年9月9日閲覧。
- ^ “Bernadette Peters, Suki Waterhouse Join 'The Broken Heart Gallery' Rom-Com”. Hollywood Reporter (2019年9月6日). 2020年9月9日閲覧。
- ^ “Selena Gomez’s ‘The Broken Hearts Gallery’ to Hit Theaters Early July as First Post-Shutdown Studio Release”. The Wrap (2020年6月9日). 2020年9月10日閲覧。
- ^ “THE BROKEN HEARTS GALLERY - Official Trailer (HD) - In Theaters September 11”. YouTube (2020年6月22日). 2020年9月10日閲覧。
- ^ “‘The Broken Hearts Gallery’ Now Set For Early Fall Release – Update”. Deadline.com (2020年8月24日). 2020年9月10日閲覧。
- ^ “'Broken Hearts Gallery' Premieres at Sony Drive-In”. Hollywood Reporter (2020年9月4日). 2020年9月10日閲覧。
- ^ “Domestic 2020 Weekend 37/September 11-13, 2020”. Box Office Mojo. 2021年2月20日閲覧。
- ^ “The Broken Hearts Gallery”. Rotten Tomatoes. 2021年2月20日閲覧。
- ^ “The Broken Hearts Gallery (2020)”. Metacritic. 2021年2月20日閲覧。
- ^ “‘Tenet’ Rises To $200M+ Worldwide With Domestic Near $30M In Marketplace Still Slowed By Pandemic”. Deadline.com (2020年9月13日). 2021年2月20日閲覧。