ブロワイエ・デュ・ポワトゥー
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ブロワイエ・デュ・ポワトゥー(フランス語: broyé du Poitou)またはブロワイエ・ポワトヴァン(フランス語: broyé poitevin)はフランス・ポワトゥー=シャラント地域圏(現・ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏)北部の伝統的なクッキー菓子[1][2]。なお、南部ではガレット・シャランテーズが作られてる[1]。
19世紀から食べれられるようになった菓子である[2]。ブロワイエ・デュ・ポワトゥー、ガレット・シャランテーズ、どちらも大判のクッキー菓子であり、かつては祝い事など、家族が集まる際に食されていた[1]。大きさはまちまちではあるが、大きいものは直径1メートルのものもある[2]。
「ブロワイエ」は「砕く」「粉砕する」といった語「broyer」に由来し、大判のクッキーをテーブルに置き、その中心を拳で叩いて砕き割ってから、皆で分けたという伝統に由来する[1][2]。
今日では、フルーツやカスタードソースを合わせて食される[1]。また、残ったものは翌日の朝食として食べる[1]。