ブルース・ウィズ・ア・フィーリング
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『ブルース・ウィズ・ア・フィーリング』 | ||||
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スティーヴ・ハケット の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ブルース、ブルースロック | |||
時間 | ||||
レーベル |
Kudos Records カミノ・レコード(リマスター盤) | |||
プロデュース | スティーヴ・ハケット | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
スティーヴ・ハケット アルバム 年表 | ||||
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『ブルース・ウィズ・ア・フィーリング[注釈 1]』(Blues with a Feeling)は、イギリスのギタリスト、スティーヴ・ハケットが1994年に発表したスタジオ・アルバム。
解説
[編集]キャリア初のブルース・アルバムで、ギターだけでなくハーモニカも多用された[1]。なお、ハケット自身は1993年11月のインタビューにおいて「ハーモニカは貧乏人にとってのトランペットなのさ。音数は少ないけどね。私はその響きを愛している」と語っている[2]。「ザ・スタンブル」はフレディ・キングのカヴァーで、過去にジョン・メイオールやジェフ・ベック等も取り上げてきた[1]。
Steve McMullenはオールミュージックにおいて5点満点中2点を付け「ハケット自身が語っているように、彼が最初に好きになった音楽はブルースであり、最初に演奏した楽器はギターでなくハーモニカである。それ故、彼は聴衆の大部分に知られていなかった自身のルーツに、この作品で立ち返ってみせた」「ブルース・スタンダードであるタイトル曲の、タジ・マハール・ヴァージョンを聴いたことがある人にとっては、ハケットの弱々しい試みに対して笑うしかないだろう。彼はこのアルバムを"Blues with No Feeling"と呼ぶべきだったのではないだろうか」と評している[3]。
2016年にEsoteric Recordingsから発売されたリマスターCDには、新録音のボーナス・トラックが2曲追加された[4]。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はスティーヴ・ハケット作。
- ボーン・イン・シカゴ - "Born in Chicago" (Nick Gravenites) - 3:58
- ザ・スタンブル - "The Stumble" (Freddie King, Sonny Thompson) - 2:55
- ラヴ・オブ・アナザー・カインド - "Love of Another Kind" - 3:59
- ウェイ・ダウン・サウス - "Way Down South" - 4:28
- ア・ブルー・パート・オブ・タウン - "A Blue Part of Town" (Steve Hackett, Juilan Colbeck) - 3:04
- フットルース - "Footloose" - 2:30
- トゥームストーン・ローラー - "Tombstone Roller" - 5:17
- ブルース・ウィズ・ア・フィーリング - "Blues with a Feeling" (Walter Jacobs) - 4:22
- ビッグ・ダラス・スカイ - "Big Dallas Sky" (S. Hackett, J. Colbeck, Doug Sinclair, Hugo Degenhardt) - 4:47
- ザ・13th・フロアー - "The 13th Floor" - 3:29
- ソー・メニィ・ローズ - "So Many Roads" (Marshall Paul) - 3:15
- ソリッド・グラウンド - "Solid Ground" (S. Hackett, J. Colbeck, D. Sinclair, H. Degenhardt) - 4:28
2016年リマスターCDボーナス・トラック
[編集]- "On Cemetery Road" (S. Hackett, Jo Hackett) - 3:07
- "Patch of Blue" - 4:37
参加ミュージシャン
[編集]アディショナル・ミュージシャン
- デイヴ・ボール - ベース・ギター(on #3, #4)
- ジェリー・ピール - オルガン(on #3)
- マット・ダンクリー - トランペット(on #6, #7, #8)
- ジョン・リー - トランペット(on #6, #7, #8)
- ピート・ロング - テナー・サクソフォーン(on #6, #7, #8)
- ジョン・チャップマン - バリトン・サクソフォーン(on #6, #7, #8)
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 2007年再発CD (IECP-10106)の帯に準拠。1996年に発売された日本初回盤CD (PHCR-4307)の邦題は『ブルース・ウィズ・フィーリング』だった。
出典
[編集]- ^ a b “Steve HACKETT discography”. DMME.net. 2018年1月16日閲覧。
- ^ Prasad, Anil (1993年11月). “Innerviews: Steve Hackett - Walking away from rainbows”. 2018年1月16日閲覧。
- ^ McMullen, Steve. “Blues With a Feeling - Steve Hackett”. AllMusic. 2018年1月16日閲覧。
- ^ “スティーヴ・ハケット 94年ブルース・アルバム『Blues With A Feeling』が新録ボーナストラック付きリマスター再発”. amass.jp (2016年5月31日). 2018年1月16日閲覧。