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ブリリアント・コーナーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ブリリアント・コーナーズ』
セロニアス・モンクスタジオ・アルバム
リリース
録音 1956年10月9日-12月7日 ニューヨーク
ジャンル ジャズハードバップ
時間
レーベル リバーサイド・レコード
プロデュース オリン・キープニュース
専門評論家によるレビュー
セロニアス・モンク アルバム 年表
ザ・ユニーク
(1956年)
ブリリアント・コーナーズ
(1957年)
セロニアス・ヒムセルフ
(1957年)
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ブリリアント・コーナーズ』(Brilliant Corners)は、ジャズピアニストセロニアス・モンク1957年に発表したアルバム。モンクの代表作に挙げられることが多い。

解説[編集]

旧知の仲であるソニー・ロリンズマックス・ローチを迎えて制作されたアルバム。

タイトル曲の「ブリリアント・コーナーズ」は、不協和音を多用したイントロ、7小節単位の展開、頻繁なテンポ・チェンジといった、モンクの先進的な作曲能力が発揮されている。ピアノ独奏による「アイ・サレンダー、ディア」は、元々はビング・クロスビーの歌で大ヒットした曲で、ルイ・アームストロング等も取り上げたスタンダード・ナンバー。「ベムシャ・スウィング」は、メンバーが他の曲と違うが、プロデューサーオリン・キープニュースの話によれば、モンクがベーシストオスカー・ペティフォードと対立したため、12月7日のセッションではメンバーを替えたとのこと。

収録曲[編集]

  1. ブリリアント・コーナーズ - "Brilliant Corners"(Thelonious Monk) - 7:42
  2. バルー・ボリヴァー・バルーズ・アー - "Ba-Lue Bolivar Ba-Lues-Are"(T. Monk) - 13:24
  3. パノニカ - "Pannonica"(T. Monk) - 8:50
  4. アイ・サレンダー、ディア - "I Surrender, Dear"(Clifford, Barris) - 5:25
  5. ベムシャ・スウィング - "Bemsha Swing"(T. Monk, D. Best) - 7:42

演奏メンバー[編集]