ブランチ大津京
ブランチ大津京 | |
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「BRANCH」のロゴと施設外観(2021年10月) | |
地図 | |
店舗概要 | |
所在地 |
〒520-0021 滋賀県大津市二本松1-1 |
座標 | 北緯35度1分47.8秒 東経135度51分54.7秒 / 北緯35.029944度 東経135.865194度座標: 北緯35度1分47.8秒 東経135度51分54.7秒 / 北緯35.029944度 東経135.865194度 |
開業日 | 2019年(令和元年)11月29日 |
土地所有者 | 大津市 |
施設所有者 | 大和リース |
施設管理者 | 大和リース |
設計者 | 悠設計[2] |
施工者 | 大鉄工業[3] |
敷地面積 | 64,793.33 m²[4] |
建築面積 | 18,996 m²[4] (建蔽率29%) |
延床面積 | 25,368 m²[4] |
商業施設面積 | 49,682.96 m²[4] |
中核店舗 | マックスバリュ |
店舗数 | 42店舗 |
営業時間 |
7:00 - 23:00(マックスバリュ) (※他は各店舗ごとに異なる[1]) |
駐車台数 | 756台[4][5] |
駐輪台数 | 376台[4][5] |
前身 | 大津びわこ競輪場 |
最寄駅 | 近江神宮前駅[5] |
最寄バス停 | ブランチ大津京前[5] |
最寄IC | 大津IC[5] |
外部リンク | ブランチ大津京 |
ブランチ大津京(ブランチおおつきょう)とは滋賀県大津市にある複合型商業施設である。
概要
[編集]大津市と大和リースが、大津びわこ競輪場跡地に共同で開発した複合型商業施設である[6]。大和リースが全国展開するコミュニティ型商業施設ブランド「ブランチ」の滋賀県初進出であり、事業コンセプトは「公園の中の商業施設」[7]。「地域コミュニティの形成」「生涯スポーツの推進と健康支援」「未来を担う子どもの教育支援」「新規ビジネスと女性雇用の創出」の4つのテーマを打ち出すことで事業者として選定された[7]。商業施設用地の敷地面積はおよそ49,700平方メートル[8]で、商業施設は8棟で構成され、延床面積はおよそ25,400平方メートル[9]。ブランチ大津京に並行して近江神宮外苑公園も設置された[8]。公園込みの総事業費は競輪場解体工事も含め約60億円[8]。大津市が2050年4月末まで土地を貸し付け、年間8,400万円、総額26億6,700億円を受け取る予定[8]。
物販店や飲食店のほか、地域のコミュニティを育むための体験型施設や交流スペースが設けられた[10][11]。
営業時間は午前7時から午後11時までであり[注 1][8]、756台[8][5]を収容する駐車場と376台[5]を収容する駐輪場が設けられている。なお、駐車場は(渋滞を防ぐため)ナンバープレートによる入出庫確認システムを採用している[12][13]。
沿革
[編集]大津びわこ競輪場は2011年(平成23年)3月に廃止された[14]。競輪場があった土地は都市計画法に基づく「公園」の区域だったため、大津市は2017年(平成29年)2月に、競輪場の解体工事と跡地利用、さらに併設する公園の整備を実施する事業者を募集[14]。同年7月に大和リースが優先交渉権を獲得していた[14]。
2019年(平成31年)4月15日にブランチ大津京の着工式が行われ、同年11月開業を目標に建設が進められた[14]。施工業者は大鉄工業であり[3][15]、当施設は同年(令和元年)11月29日にオープンした[8]。
施設
[編集]42店舗が入居し、2019年(令和元年)のオープン時には29の店舗が開店した[6]。2020年(令和2年)の春までにすべての店舗が出店する予定である[12]。
入居する施設はマックスバリュ、ジーユー、西松屋、ユニクロ、ニトリ、モンベルやスターバックスなど[8][11]。キャッシュレス決済で書籍を販売する「SELF BOOKS」、ヨガなどが体験できる「Community Park」、三人制バスケットボールのコートと飲食店を併設した「SG-Park」などのレジャー施設[8]・ママスクエアの店舗・高さ6.9メートルのボルダリング施設[8]も設置された[12][16]。なお、ママスクエアは託児スペースを併設してコールセンター業務を行う施設であり[12]、滋賀県内での店舗展開は当店が初となった[16]。
施設内には近江神宮外苑公園がある[17]。同公園は「まんまる広場」と「スポーツエリア」で構成される都市公園であり、大和リースが指定管理者として運営する[17]。
現在の入居テナントに関する情報は、ショップリストを参照されたい[18]。
各施設の面積および建造物の概要
[編集]当項の概要では「およそ」を用いて面積の解説を行ったが、ここでは実数を用いて解説する。
- 敷地面積 - 64,793.33 m2[4]
- 施設用地 - 49,682.96 m2[4]
- 建築面積 - 18,996 m2[4]
- 延床面積 - 25,368 m2[4]
- 公園用地 - 15,056.25 m2[4]
- 建造物 - 鉄骨造2階建2棟、鉄骨造平屋建6棟[4]
アクセス
[編集]- 公共交通機関
- 自動車
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b “フロアガイド”. ブランチ大津京. 大和リース. 2023年11月10日閲覧。
- ^ “BRANCH大津京”. 悠設計 (2019年11月30日). 2023年11月10日閲覧。
- ^ a b “BRANCH大津京新築工事”. 実績紹介 建築部門. 大鉄工業. 2021年6月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月10日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l 野澤佳悟 (2019年4月15日). “大津びわこ競輪場跡地の複合商業施設「ブランチ大津京」着工”. インプレス. 2023年7月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月10日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k “アクセス&マップ”. ブランチ大津京. 大和リース. 2023年8月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月10日閲覧。
- ^ a b 「買い物して、遊べる商業施設オープン 42店舗入店、バスケコートやヨガスタジオも」『京都新聞』2019年12月3日。オリジナルの2020年9月30日時点におけるアーカイブ。2023年4月22日閲覧。
- ^ a b 「ブランチ大津京/「マックスバリュ大津京店」など42店集積」『流通ニュース』株式会社流通ニュース、2019年11月22日。オリジナルの2021年8月4日時点におけるアーカイブ。2023年4月22日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j 柳昂介「競輪場跡地「ブランチ大津京」29日オープン」『中日新聞』2019年11月29日。オリジナルの2019年12月4日時点におけるアーカイブ。2023年4月22日閲覧。
- ^ 「びわ湖競輪場跡 「ブランチ大津京」着工 大和リース」『日本経済新聞』2019年4月15日。オリジナルの2019年12月4日時点におけるアーカイブ。2023年4月22日閲覧。
- ^ “今回は滋賀県大津市に昨年オープンした「ブランチ大津京」に注目!”. 滋賀経済NOW. びわ湖放送 (2020年2月22日). 2021年5月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月10日閲覧。
- ^ a b 「滋賀・大津に、新商業施設「ブランチ大津京」誕生」『デイリースポーツ』2019年11月25日。オリジナルの2020年9月24日時点におけるアーカイブ。2023年4月22日閲覧。
- ^ a b c d 筒井次郎「滋賀)大津競輪場跡「ブランチ大津京」、29日オープン」『朝日新聞』2019年11月17日。オリジナルの2019年12月4日時点におけるアーカイブ。2023年4月22日閲覧。
- ^ “駐車場のご利用方法について”. ブランチ大津京. 大和リース. 2023年2月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月10日閲覧。
- ^ a b c d 「大津びわ湖競輪場跡に商業施設 大和リースが着工 公園併設し11月オープンへ」『産経新聞』2019年4月19日。2023年4月22日閲覧。
- ^ 「ブランチ大津京/大津市に複合商業施設着工、年間450万人の来場目標」『流通ニュース』2019年4月15日。オリジナルの2021年4月9日時点におけるアーカイブ。2023年4月22日閲覧。
- ^ a b “ママスクエア直営32拠点目 ママスクエアブランチ大津京 本日オープン”. ママスクエア (2019年11月29日). 2021年1月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月10日閲覧。
- ^ a b “近江神宮外苑公園”. ブランチ大津京. 大和リース. 2023年5月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月10日閲覧。
- ^ “ショップリスト”. ブランチ大津京. 大和リース. 2023年11月10日閲覧。