ブラッコ・チャンチャー
 スロベニア代表でのチャンチャー (2016年) | |
| デンバー・ナゲッツ No.30 | |
|---|---|
| ポジション | SF |
| 所属リーグ | NBA |
| 基本情報 | |
| スロベニア語 | Vlatko Čančar |
| 国籍 |
 スロベニア |
| 生年月日 | 1997年4月10日（27歳） |
| 出身地 | コペル |
| 身長 | 203cm (6 ft 8 in) |
| 体重 | 107cm (236 lb) |
| キャリア情報 | |
| 出身 |
KKオリンピア |
| ドラフト | 2017年 2巡目 47位 DEN |
| 選手経歴 | |
| 2013-2016 2014-2016 2016-2018 2018 2018-2019 2019- |
KKオリンピア → KKシュコーフィア・ロカ (loan) KKメガ・バスケット→  CBミラフローレス (loan) CBミラフローレスデンバー・ナゲッツ |
| 受賞歴 | |
| |
|
Stats Basketball-Reference.com | |
| 代表歴 | |
| キャップ |
スロベニア 2016- |
ブラッコ・チャンチャー (Vlatko Čančar , 1997年4月10日 - )は、スロベニア・コペル出身のバスケットボール選手。NBA・デンバー・ナゲッツ所属。ポジションはスモールフォワード。
来歴
[編集]2013年に16歳で国内リーグのKKオリンピアでプロデビュー。2015-16シーズンにローン移籍でプレーしたKKシュコーフィア・ロカで平均13.5得点を記録。2016年にABAリーグのKKメガ・バスケットに移籍。加入1年目の2016-17シーズンは平均7.4得点に終わったものの、2017年のNBAドラフトではデンバー・ナゲッツから49位で指名された[1]。
2017-18シーズンは平均13.2得点を記録したところで2018年1月にリーガACBのCBミラフローレスにローン移籍で加入。同年6月に完全移籍に移行。2018-19シーズンは平均10得点を記録。
2019年8月1日、ナゲッツと3年契約を締結[2]。2019-20シーズンはNBAのリズムに戸惑い14試合の出場で終了。2020-21シーズンも41試合の出場に終わったが、2021年5月13日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦では14得点を記録し、114-103の勝利に貢献した[3]。
2022-23シーズン開幕前の2022年7月にナゲッツと3年の契約延長を締結した[4]。このシーズンでは先発出場する機会もあり、平均14.8分の出場で5.0得点・2.1リバウンド・1.3アシストなどを記録した。2023年のNBAファイナルでもわずかに出場し、初めて優勝を経験した。
スロベニア代表
[編集]2016年からスロベニア代表でプレー。2017年にはユーロバスケットで優勝。2021年には東京オリンピックに出場。グループリーグでは日本と対戦し、116-81で勝利[5]。同大会4位入賞に貢献した。
2023年8月2日のギリシャ代表との親善試合でダンクを決めた後の着地で左膝を痛め、前十字靭帯断裂が判明し、2023年FIBAバスケットボール・ワールドカップへの出場を断念することとなった[6]。
NBA個人成績
[編集]| 略称説明 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| GP | 出場試合数 | GS | 先発出場試合数 | MPG | 平均出場時間 |
| FG% | フィールドゴール成功率 | 3P% | スリーポイント成功率 | FT% | フリースロー成功率 |
| RPG | 平均リバウンド数 | APG | 平均アシスト数 | SPG | 平均スティール数 |
| BPG | 平均ブロック数 | TO | 平均ターンオーバー数 | PPG | 平均得点 |
| 太字 | キャリアハイ | * | リーグリーダー | † | 優勝シーズン |
レギュラーシーズン
[編集]| シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | TO | PPG |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019–20 | DEN | 14 | 0 | 3.2 | .400 | .167 | 1.000 | .7 | .2 | .1 | .1 | .2 | 1.2 |
| 2020–21 | 41 | 1 | 6.9 | .458 | .273 | .769 | 1.2 | .3 | .3 | .0 | .3 | 2.1 | |
| 2021–22 | 15 | 1 | 11.7 | .561 | .583 | .643 | 2.1 | 1.1 | .1 | .2 | .6 | 4.1 | |
| 2022–23 | 60 | 9 | 14.8 | .476 | .374 | .927 | 2.1 | 1.3 | .4 | .2 | .6 | 5.0 | |
| 2023–24 |  負傷により全休
| ||||||||||||
| 通算：4年 | 130 | 11 | 10.7 | .479 | .361 | .847 | 1.7 | .9 | .3 | .2 | .5 | 3.5 | |
プレーオフ
[編集]| シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | TO | PPG |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021 | DEN | 5 | 0 | 4.2 | 1.000 | 1.000 | .800 | .6 | .2 | .2 | .2 | .2 | 2.2 |
| 2022 | 2 | 0 | 4.5 | .667 | .500 | --- | 1.0 | .5 | .0 | .0 | 1.0 | 2.5 | |
| 2023 | 5 | 0 | 2.0 | .000 | .000 | --- | .6 | .2 | .0 | .0 | .0 | .0 | |
| 出場：3回 | 12 | 0 | 3.3 | .455 | .286 | .800 | .7 | .3 | .1 | .1 | .3 | 1.3 | |
脚注
[編集]- ^ “2017 NBA Draft picks: Complete results, full list of players selected, highlights, grades”. CBSスポーツ (2017年6月23日). 2021年11月8日閲覧。
- ^ “Denver Nuggets sign Vlatko Čančar” (英語). デンバー・ナゲッツ (2019年8月2日). 2021年11月8日閲覧。
- ^ “Jokic scores 31 points; Nuggets beat Timberwolves 114-103”. CBSスポーツ (2021年5月13日). 2021年11月8日閲覧。
- ^ “Vlatko Cancar signs three-year contract extension with Nuggets” (英語). デンバー・ポスト (2023年7月7日). 2023年8月9日閲覧。
- ^ “スロベニア代表が日本代表に大勝で準々決勝進出決定、八村塁が敗戦”. スポーティングニュース (2021年7月28日). 2021年11月8日閲覧。
- ^ “スロベニア代表のブラッコ・チャンチャーが左膝の前十字靭帯を断裂、ワールドカップは欠場が濃厚に”. バスケット・カウント. マイネット (2023年8月6日). 2023年8月9日閲覧。
外部リンク
[編集]- NBA.com
- Basketball-Reference
- Hoops Type
- ブラッコ・チャンチャー (@CancarVlatko) - X（旧Twitter）
- ブラッコ・チャンチャー (@cancar31) - Instagram
0 クリスチャン・ブラウン | 1 マイケル・ポーター・ジュニア | 5 ケンテイビアス・コールドウェル＝ポープ | 6 デアンドレ・ジョーダン | 7 レジー・ジャクソン | 8 ペイトン・ワトソン | 10 ジャック・ホワイト | 11 ブルース・ブラウン | 13 トーマス・ブライアント | 14 イシュ・スミス | 15 ニコラ・ヨキッチ（ファイナルMVP）| 21 コリン・ギレスピー | 22 ジーク・ナジ | 27 ジャマール・マレー | 31 ブラッコ・チャンチャー | 32 ジェフ・グリーン | 50 アーロン・ゴードン | |
ヘッドコーチ：マイケル・マローン | |
アシスタントコーチ:デビッド・アデルマン | ジョン・ベケット | ライアン・ボウエン | ポパイ・ジョーンズ | チャールズ・クラスク | ライアン・サンダース | オグンジェン・ストヤコビッチ | エルビス・バルカーセル |
