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ブラジル石

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ブラジル石
brazilianite
brazilianite(ブラジル産)
分類 リン酸塩鉱物
化学式 NaAl3(PO4)2(OH)2
結晶系 単斜晶系
へき開 完全
モース硬度 5.5
光沢 ガラス光沢
黄色、緑、無色
条痕 白色
比重 2.98
蛍光 レモンイエロー
プロジェクト:鉱物Portal:地球科学
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ブラジル石(ブラジルせき、brazilianite)は鉱物リン酸塩鉱物)の一種。化学組成は NaAl3(PO4)2(OH)2結晶系単斜晶系

産出地

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名前の通り、1942年ブラジルミナスジェライス州で初めて発見されたが、当初は金緑石と誤認された。本来は"Brazilite"と名付ける予定だったが、既に命名されていてその鉱物の成分が調査中だった(後にバッデレイ石と判明[1])したため、一度命名されたものの銀星石と判明して廃止されていた"Brazilianite"が採用された。その後、アメリカ合衆国などで見つかっている。

性質・特徴

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モース硬度が5.5と低く、完全な劈開があるため、宝石としての加工には向かない。

液体窒素などで極低温にすると退色する。加熱すると200度から300度で無色になる。

脚注

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  1. ^ Brazilite (of Hussak), mindat.org

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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  • Brazilianite (英語), MinDat.org, 2011年7月14日閲覧 (英語)
  • Brazilianite (英語), WebMineral.com, 2011年7月14日閲覧 (英語)
  • ブラジル石 Brazilianite(ブラジル産) - ウェイバックマシン(2004年9月29日アーカイブ分)