ブラインド・ミスター・ジョーンズ
ブラインド・ミスター・ジョーンズ Blind Mr. Jones | |
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出身地 | イングランド バッキンガムシャー州マーロウ |
ジャンル | シューゲイザー |
活動期間 | 1991年 - 1994年 |
レーベル |
チェリー・レッド・レコード Graveface Records |
旧メンバー |
ジェイムス・フランクリン リチャード・ムーア ウィル・ティヴァーシャム ジョン・ホワイト ジョン・テグナー |
ブラインド・ミスター・ジョーンズ (Blind Mr. Jones)は、イギリスのシューゲイザー・バンド。
略歴
[編集]1990年頃にイングランドのマーロウにて結成。バンド名の由来は、トーキング・ヘッズのラスト・アルバム『ネイキッド』の1曲目の「Blind」と2曲目「Mr. Jones」を合わせたもの。
スローダイヴのニール・ハルステッドが彼らを気に入り、自ら彼らのデモテープをチェリー・レッド・レコードに持ち込み、同レーベルと契約する。
1991年、ハルステッドのプロデュースによりファーストEP『Eyes Wide E.P.』でデビュー。翌1992年にはフルート奏者のジョン・テグナーが加入しセカンドEP『Crazy Jazz』をリリース。3曲目の「featherweight」にはレディオヘッドのジョニー・グリーンウッドがゲストとして参加している。
さらに、同1992年にスローダイヴやチャプターハウス、レディオヘッドを手掛けてきたクリス・ハフォード (Chris Hufford)をプロデューサーに迎えてファースト・アルバム『Stereo Musicale』をリリースする。当時のメンバーの平均年齢は19歳と若く、シューゲイザー系のノイズ・ギターにフルートの音色が絡み合う独特のサウンドが特徴的である。
1994年には、セカンド・アルバム『タトゥイーン』をリリースする。前作の特徴だったフルートは無くなり、ギターの音も抑えられたものになっている。
彼らの活動期にはシューゲイザーのムーヴメントが沈静化していたこともあり商業的に振るわず、バンドはセカンド・アルバムのリリース直後に解散状態となる。
2005年にベスト・アルバム『スプーキー・ヴァイヴス - ベリー・ベスト・オブ・ブラインド・ミスター・ジョーンズ』がリリースされ、2008年にはヴィヴィド・サウンドより日本盤もリリースされる。2008年に2枚のアルバム全曲を含んだコンプリート・アルバム『オーヴァー・マイ・ヘッド - コンプリート・レコーディングス』がリリースされている。
メンバー
[編集]- ジェイムス・フランクリン (James Franklin) - ギター
- リチャード・ムーア (Richard Moore) - ギター、ボーカル
- ウィル・ティヴァーシャム (Will Teversham) - ベース、ボーカル
- ジョン・ホワイト (Jon White) - ドラム
- ジョン・テグナー (Jon Tegner) - フルート
ディスコグラフィ
[編集]アルバム
[編集]- Stereo Musicale (1992年)
- 『タトゥイーン』 - Tatooine (1994年)
EP
[編集]- Eyes Wide E.P. (1991年)
- Crazy Jazz (1992年)
シングル
[編集]- "Spooky Vibes" (1994年)
コンピレーション・アルバム
[編集]- 『スプーキー・ヴァイヴス - ベリー・ベスト・オブ・ブラインド・ミスター・ジョーンズ』 - Spooky Vibes - The Very Best Of Blind Mr. Jones (2005年)
- 『オーヴァー・マイ・ヘッド - コンプリート・レコーディングス』 - Over My Head: The Complete Recordings (2008年)
- Stereo Musicale Retrospective (2017年)