フローニンゲン駅
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フローニンゲン駅(フローニンゲンえき、蘭: Station Groningen または Hoofdstation)は、オランダのフローニンゲンにある中央駅。19世紀末に建てられたオランダ・ルネッサンス様式の壮麗な建物と、構内にほどこされた美しいタイル絵などの装飾で有名。オランダ鉄道が運営し、スキポール空港駅、デン・ハーグ中央駅行きのインターシティほか、オランダの各都市をつなぐ路線が走っている。地下には、約4000台の自転車が収容できる巨大な無料駐輪場がある。
歴史
[編集]1866年に開通したが、当時の駅は現在のものとは異なり、屋外の仮設駅だった。現在の駅舎は、1896年にイサク・ゴッシャルク(Isaac Gosschalk)によって設計された。天井には花模様などのパピエ・コレ、壁には守護聖人や女神などのタイル画が描かれている[1]。
駐輪場
[編集]鉄道弘済会経営の駐輪場と屋外のスタンド式駐輪場で、合計4,000台の収容能力がある。駅前広場は市条例により全面駐輪禁止のため、不法駐輪自転車は即時撤去される[2]。フローニンゲンは人口約19万人が30万台の自転車を所有する自転車の街で、町の中心部に自動車は進入できない。駅の駐輪場だけでなく、市内各所にある駐輪場はすべて無料である。
脚注
[編集]- ^ ポーリーンと一緒にウォーキングTrankiel
- ^ オランダ国鉄の主要5駅における駐輪状況 - グローニンゲン駅 自転車文化センター209号、8年11月