フロニャルド (フランスの菓子)
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フロニャルド | |
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リンゴのフロニャルド | |
発祥地 | フランス(リムーザン、ペリゴール、オーヴェルニュ地域) |
提供時温度 | 温または冷 |
主な材料 | 砂糖、小麦粉、卵、牛乳、バターとリンゴ、梨、プルーンその他の果実、粉砂糖 |
フロニャルド(フランス語: flaugnarde)は、バターを塗った耐熱容器に果物を配置してクレープ風の生地を入れて焼き上げたフランスのデザート。オーヴェルニュ、リムーザンおよびペリゴール地域の料理である[1]。
果物はリンゴや梨、桃を小さく切ったもの、または種を抜いたプルーンやスモモなどを入れる。粉砂糖をかけ、温かい状態または冷ました状態で供する。これに似たものとしてさくらんぼを使ったクラフティがある[2]。
名前の由来
[編集]名前はオック語のfleunhe[3]またはflaunhard[4]から。いずれも「柔らかい」または「(綿毛のように)ふわふわ」という意味である。
画像
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焼く前のフロニャルド
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フロニャルド(左)とクラフティ(右)
脚注
[編集]- ^ with the assistance of the Gastronomic Committee President Joël Robuchon ; [English edition editor Bridget Jones] (2011). New concise Larousse gastronomique : the culinary classic : revised and updated. [London]: Bounty. p. 496. ISBN 978-0-7537-2150-6. OCLC 1311055021
- ^ Sengoku, Reiko; 千石, 玲子 (1989). 洋菓子用語辞典. 白水社. p. 106. ISBN 4-560-00022-0. OCLC 672918362
- ^ フレデリック・ミストラル, Lou Tresor dóu Felibrige: FLEUNHE: (rom. fenis, débile) Mou, faible, défaillant, douillet
- ^ フレデリック・ミストラル, Lou Tresor dóu Felibrige: FLAUNHARD: (rom. flaugnard) Mignard avec niaiserie, qui se plaint pour peu de chose, douillet, faible, indolent
関連項目
[編集]- パネクック - 大きなオランダのパンケーキで、しばしば果物を含む。