フレデリック・カーランド・ウィリアムス
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Sir フレデリック・カーランド・ウィリアムス | |
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生誕 |
1911年6月26日 イギリス、グレーター・マンチェスター、ストックポート |
死没 |
1977年8月11日 (満66歳没) イギリス、グレーター・マンチェスター、マンチェスター |
国籍 | イギリス |
研究機関 | マンチェスター大学 |
出身校 |
マンチェスター大学 オックスフォード大学 |
博士論文 | Problems of spontaneous oscillation in electrical circuits (1936) |
指導教員 | トム・キルバーン |
主な業績 |
Manchester Mark I ウィリアムス管 Manchester Small-Scale Experimental Machine マンチェスター・コンピュータ |
プロジェクト:人物伝 |
サー・フレデリック・カーランド・ウィリアムス(英: Sir Frederic Calland Williams、1911年6月26日 - 1977年8月11日)は、イングランドの工学者[1][2]。通称はフレディ (Freddie)。
経歴
[編集]マンチェスター・ビクトリア大学を卒業後、オックスフォード大学モードリン・カレッジに進学し、1936年に博士号を取得[3]。
電気通信研究財団で働き、第二次世界大戦中はレーダーの開発に関与した。
1946年、マンチェスター大学の電気工学科の学科長に就任。そこでトム・キルバーンと共にプログラム内蔵式のデジタルコンピュータ Manchester Mark I を開発した。
初期の記憶装置として使われたウィリアムス管の発明で知られている。
栄誉・受賞
[編集]1945年に大英帝国勲章オフィサー(OBE)を[4]、1961年に大英帝国勲章コマンダー(CBE)を受勲し[5]、1976年にナイトに叙された[6]。
1950年王立協会フェロー (FRS)選出[7]、1964年同協会からベーカリアン・メダル受賞。1972年ファラデー・メダル受賞。
脚注
[編集]- ^ Kilburn, T.; Piggott, L. S. (1978). “Frederic Calland Williams. 26 June 1911-11 August 1977”. Biographical Memoirs of Fellows of the Royal Society 24: 583. doi:10.1098/rsbm.1978.0020.
- ^ “Corrigenda: Frederic Calland Williams. 26 June 1911-11 August 1977”. Biographical Memoirs of Fellows of the Royal Society 25: 0–1. (1979). doi:10.1098/rsbm.1979.0001.
- ^ “Williams, Prof. Sir Frederic (Calland)”. Who Was Who. Oxford University Press (2007年12月). 2009年2月5日閲覧。
- ^ "No. 36869". The London Gazette (Supplement) (英語). 29 December 1944. pp. 121–124. 2013年1月6日閲覧。
- ^ "No. 42370". The London Gazette (Supplement) (英語). 2 June 1961. p. 4154. 2013年1月6日閲覧。
- ^ "No. 46919". The London Gazette (Supplement) (英語). 4 June 1976. pp. 8015–8016. 2013年1月6日閲覧。
- ^ "Williams; Sir; Frederic Calland (1911 - 1977)". Record (英語). The Royal Society. 2013年1月6日閲覧。