フランチェスコ・サルヴィアーティ
フランチェスコ・サルヴィアーティ Francesco Salviati | |
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フィレンツェのAccademia delle Arti del Disegno蔵の肖像画 | |
生誕 |
1510年 フィレンツェ |
死没 |
1563年11月11日 ローマ |
フランチェスコ・サルヴィアーティ、イル・サルヴィアーティとして知られる、フランチェスコ・デ・ロッシ(通称:Francesco Salviati、Il Salviati、本名: Francesco de' Rossi 、1510年 - 1563年11月11日)はイタリアの画家である。枢機卿ジョヴァンニ・サルヴィアーティ(Giovanni Salviati: 1490–1553)の庇護を受けたことから「Cecchino del Salviati(サルヴィアーティの銃士)」と呼ばれ、サルヴィアーティが通称になった。ローマやフィレンツェ、ボローニャ、ヴェネツィアで働き、装飾画や肖像画を描いた。
略歴
[編集]フィレンツェの織物業者の息子に生まれた。フィレンツェの画家、ジュリアーノ・ブジャルディーニやバッチョ・バンディネッリらに学び、1529年か1530年にアンドレア・デル・サルトの工房で見習いを終えた。1531年に当時の多くの画家と同じように、「ローマ劫掠」後のローマの再建の仕事に加わるためローマに移った。ローマではフィレンツェの修行時代に共に学んだジョルジョ・ヴァザーリと再会し、生涯の友人になった。
ローマでミケランジェロやラファエロ、ジュリオ・ロマーノらの作品を知り、サルヴィアーティは自分の絵画のスタイルを創り上ていくことになった。
フィレンツェ出身の枢機卿、ジョヴァンニ・サルヴィアーティから注文を受けるようになり、サルヴィアーティ宮殿(Palazzo Salviati)の装飾画を描いた。パトロンの名前を名乗るようになり、その後、ヴェネツィアやボローニャ、フィレンツェなどの宮殿や教会、修道院の装飾画を描くために各地を旅した。
代表的な作品にはローマ、サッケッティ宮殿(Palazzo Sacchetti)やサンタ マリア・デッラニマ教会(Chiesa di Santa Maria dell'Anima)などの装飾画などがある。
作品
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サン・ジョヴァンニ・バッティスタ・デコッラート教会(ローマ)の壁画
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ローマ、ファルネーゼ宮殿壁画
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フィレンツェ、ヴェッキオ宮殿壁画
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Santa Maria dell'Anima, Romeの装飾画
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サッケッティ宮殿装飾画
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サン・フランチェスコ・ア・リーパ教会装飾画
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肖像画、ゲティ・センター蔵
参考文献
[編集]- Giorgio Vasari: Das Leben des Francesco Salviati und des Cristofano Gherardi. Komm. u. eingel. von Sabine Feser. Berlin 2009. (Aus: Vasari, Le vite).
- Francesco Salviati ou la Bella Maniera. Hrsg. von Cathérine Monbeig Goguel. Ausstellungskat. Louvre, Paris 1998.
- Iris Hofmeister Cheney: Francesco Salviati (1510–1563). 4 Bde. Ph.D. thesis New York, New York University, Faculty of the Graduate School of Arts and Science, Department of Fine Arts 1963.