フランシス・アレキサンダー
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フランシス・アレキサンダー Francis Alexander | |
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自画像(c.1830) | |
生誕 |
1800年2月3日 アメリカ合衆国、キリングリー(Killingly) |
死没 |
1880年3月27日 (80歳没) イタリア、フィレンツェ |
フランシス・アレキサンダー(Francis Alexander、1800年2月3日 - 1880年3月27日)[1] は、アメリカ合衆国の画家、版画家である。主に肖像画を描いた。
略歴
[編集]コネチカット州、ウィンダム郡のキリングリー(Killingly)に生まれた。父親の農場で育ち、1820年から、ニューヨークのアレクサンダー・ロバートソンが運営する美術学校で学んだ[2]。1823年にボストンに移り、肖像画家として働いた。1831年から1832年の間はヨーロッパを旅し、ローマではアメリカ人風景画家のトマス・コール(1801-1841)と過ごし、フィレンツェで、マサチューセッツ州出身の裕福な女性と知り合い、1836年にボストンで結婚した。翌年、後にイラストレータとして知られることになる娘のフランチェスカ・アレクサンダー(Francesca Alexander: 1837–1917)が生まれた[3]。
1840年にニューヨークのナショナル・アカデミー・オブ・デザインの名誉会員に選ばれた。1842年のアメリカ旅行の途中にボストンを訪れた有名な作家、チャールズ・ディケンズの肖像画を描いたことでも知られている[2]。この作品は現在、ボストン美術館に収蔵されている。
1853年に家族とフィレンツェに住むようになり、1868年に一度アメリカに帰国した他はフィレンツェで過ごした。晩年は美術品の収集や画商として働いた。
1880年にフィレンツェで没した[2]。
作品
[編集]-
Mary Crowninshield Silsbee Sparks (1830)
ハーバード美術館群 -
Jane Francis Tuckerman (1820)
脚注
[編集]- ^ National Gallery of Art 2020.
- ^ a b c Chisholm 1911, p. 564.
- ^ Radcliffe College 1971.
参考文献
[編集]- Edmund von Mach: Alexander, Francis. In: Ulrich Thieme, Felix Becker (Hrsg.): Allgemeines Lexikon der Bildenden Künstler von der Antike bis zur Gegenwart. Begründet von Ulrich Thieme und Felix Becker. Band 1: Aa–Antonio de Miraguel. Wilhelm Engelmann, Leipzig 1907, S. 264–265 .
- Rudolf Thiele: Alexander, Francis. In: Allgemeines Künstlerlexikon. Die Bildenden Künstler aller Zeiten und Völker (AKL). Band 2, Seemann, Leipzig 1986, ISBN 3-363-00115-0, S. 286 f.
- James, Edward T.; James, Janet Wilson; Boyer, Paul S.; Radcliffe College (1971). Notable American Women, 1607–1950: A Biographical Dictionary. Vol. 1. Harvard University Press. p. 34. ISBN 978-0-674-62734-5.
- Chisholm, Hugh, ed. (1911). "Alexander, Francis". Encyclopædia Britannica. Vol. 1 (11th ed.). Cambridge University Press. p. 564.