フランク・シップウェイ
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フランク・エドウィン・シップウェイ | |
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生誕 | 1935年7月9日 |
出身地 | イギリス バーミンガム |
死没 | 2014年8月6日(79歳没) |
学歴 | 王立音楽大学 |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 | 指揮者 |
フランク・エドウィン・シップウェイ(英語: Frank Edwin Shipway, 1935年7月9日 - 2014年8月6日)は、イギリスの指揮者。
経歴
[編集]1935年、バーミンガム生まれ。幼少期より父親にピアノを学び、ロンドンの王立音楽大学に進学してピアノを専攻したが、在学中に指揮法に興味を持つようになった。マルケヴィチ、バルビローリに師事した後、カラヤンの助手も経験している。
1963年に南西エセックス交響楽団の音楽監督となり[1]、同楽団がフォレスト・フィルハーモニー協会に名称変更した後も1991年まで音楽監督として在任した。1973年にはベルリン・ドイツ・オペラでロリン・マゼールの助手、1985年から1988年までDR放送交響楽団、1989年から1991年までベルギーのロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者を歴任。イタリア国立放送交響楽団の初代首席指揮者を1994年から4年間つとめた。また1996年から1999年までベルギーBRT放送フィルハーモニー管弦楽団(現ブリュッセル・フィルハーモニック)、1999年よりザグレブ・フィルハーモニー管弦楽団で首席指揮者、芸術監督として活動。
日本での指揮は、1995年にイタリア国立放送交響楽団とともに来日し、東芝グランドコンサートに出演した。またブリュッセル王立音楽院の教授として後進の指導に当たる。ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団と協演したマーラーの交響曲第5番は高い評価を得ている[2]。
2014年8月5日、ウィルトシャーで交通事故に遭い、翌8月6日に死去した。享年79歳[2][3]。
脚注
[編集]- ^ http://www.telegraph.co.uk/news/obituaries/11066356/Frank-Shipway-obituary.html
- ^ a b Norman Lebrecht (August 7, 2014). “Road tragedy: British conductor is killed”. Slipped Disc. 2014年8月15日閲覧。
- ^ “World-renowned conductor Frank Shipway, 79, killed in Wiltshire car crash”. Western Daily Press (August 07, 2014). 2014年8月15日閲覧。