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フランク・ガルセス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フランク・ガルセス
Frank Garcés
基本情報
国籍 ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国
出身地 サン・クリストバル州サン・クリストバル
生年月日 (1990-01-07) 1990年1月7日(34歳)
身長
体重
5' 11" =約180.3 cm
175 lb =約79.4 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2009年 アマチュア・フリーエージェント
初出場 MLB / 2014年8月19日
NPB / 2017年5月3日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

フランク・イヨーリー・ガルセス・オチョアFrank Yeury Garcés Ochoa, 1990年1月17日[1] - )は、ドミニカ共和国サン・クリストバル州サン・クリストバル出身のプロ野球選手投手)。左投左打。

経歴

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プロ入りとレンジャーズ傘下時代

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2009年5月29日にテキサス・レンジャーズと契約。ルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・レンジャーズ1で8試合(先発1試合)に登板し、0勝2敗・防御率4.96・12奪三振の成績を残した。オフの9月26日に自由契約となった。

パドレス時代

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2011年5月12日にサンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結んだ。契約後はルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・パドレスで15試合(先発10試合)に登板し、4勝3敗1セーブ・防御率2.51・115奪三振の成績を残した。

2012年はA級フォートウェイン・ティンキャップス英語版で25試合に先発登板し、9勝6敗・防御率2.81・112奪三振の成績を残した。

2013年はA+級レイクエルシノア・ストーム英語版で26試合に先発登板し、7勝9敗・防御率5.67・126奪三振の成績を残した。

2014年はAA級サンアントニオ・ミッションズで開幕を迎えた。8月19日にパドレスとメジャー契約を結んだ[2]。同日のロサンゼルス・ドジャース戦でメジャーデビュー。3点ビハインドの8回裏から登板し、1回を無安打無失点1奪三振に抑えた[3]。昇格後は2試合に登板し、いずれの試合も無失点に抑えていたが、8月23日にアンドリュー・キャッシュナー故障者リストから復帰したため、AA級サンアントニオへ降格した[4]。9月2日にメジャーへ再昇格し[5]、リリーフに定着した。この年は15試合に登板し、防御率2.00・10奪三振の成績を残した。

2015年はメジャーとAAA級エル・パソ・チワワズを行き来しながら、メジャーでは40試合(先発1試合)に登板して0勝1敗・防御率5.21・30奪三振の成績を残した。12月2日にFAとなった[注 1]。12月6日にマイナー契約で再契約した[6]

2016年はメジャーでの登板は無く、AAA級エル・パソで37試合(先発18試合)に登板して4勝6敗1セーブ・防御率4.41・98奪三振の成績を残した。

西武時代

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2016年11月17日にマイアミ・マーリンズとマイナー契約を結んだ[7]が、12月14日に埼玉西武ライオンズへの入団が発表された[8]。背番号は59

2017年5月3日の福岡ソフトバンクホークス戦で中継ぎとして一軍デビューを果たした。5月25日の北海道日本ハムファイターズ戦でNPB初勝利。その後は中継ぎの主力として活躍した。5月31日の広島東洋カープ戦ではNPB初先発に挑戦したが、5回途中5四死球4失点で負け投手となり、以降は再び中継ぎに戻った。8月8日のオリックス・バファローズ戦で一軍復帰も打ち込まれて二軍落ちし、9月8日の日本ハム戦で一軍復帰。2試合とも好投したが、その後の9月18日のソフトバンク戦で6失点と打ち込まれたのが一軍での最後の登板となった。10月18日に球団は契約を解除し、ウエーバー公示の手続きを取り[9]、10月25日に自由契約選手として公示された[10]

西武退団後

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2018年6月14日にカナダのアマチュアリーグであるインターカウンティベースボールリーグ英語版バリー・ベイキャッツ英語版に入団した[11]

2019年4月3日にメキシカンリーグラグナ・ユニオン・コットンファーマーズと契約を結んだ。7月15日にリリースされた[6]。7月19日に同リーグのカンペチェ・パイレーツに入団した。2020年2月11日にリリースされた[6]

2021年3月1日にバリー・ベイキャッツと再契約した[12]

2021年7月8日にメキシカンリーグのプエブラ・パロッツと契約した[6]

詳細情報

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年度別投手成績

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W
H
I
P
2014 SD 15 0 0 0 0 0 0 0 3 .--- 37 9.0 8 1 1 0 1 10 0 0 2 2 2.00 1.00
2015 40 1 0 0 0 0 1 0 0 .000 173 38.0 41 9 22 1 1 30 3 0 23 22 5.21 1.66
2017 西武 18 1 0 0 0 2 2 0 0 .500 140 31.0 29 5 18 0 2 21 2 0 25 22 6.39 1.52
MLB:2年 55 1 0 0 0 0 1 0 3 .000 210 47.0 49 10 23 1 2 40 3 0 25 24 4.60 1.53
NPB:1年 18 1 0 0 0 2 2 0 0 .500 140 31.0 29 5 18 0 2 21 2 0 25 22 6.39 1.52
  • 2018年度シーズン終了時

年度別守備成績

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投手(P)












2014 SD 15 0 1 0 0 1.000
2015 40 1 2 0 0 1.000
MLB 55 1 3 0 0 1.000
  • 2018年度シーズン終了時

記録

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NPB投手記録
NPB打撃記録

背番号

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  • 60 (2014年 - 2015年)
  • 59 (2017年 )

脚注

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注釈

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  1. ^ DFAによる自由契約ではない。

出典

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  1. ^ http://npb.jp/bis/players/33535134.html
  2. ^ Corey Brock (2014年8月20日). “Hahn sent down to ease workload; Garces called up”. MLB.com. 2014年12月31日閲覧。
  3. ^ Scores for Aug 19, 2014”. ESPN MLB (2014年8月19日). 2014年12月31日閲覧。
  4. ^ Corey Brock (2014年8月24日). “September callups will boost pitching staff”. MLB.com. 2014年12月31日閲覧。
  5. ^ Corey Brock (2014年9月3日). “Alvarez called up in flurry of roster moves”. MLB.com. 2014年12月31日閲覧。
  6. ^ a b c d MLB公式プロフィール参照。2021年8月18日閲覧。
  7. ^ Joe Frisaro (2016年11月17日). “Marlins sign 5, including 3 lefty relievers”. MLB.com. 2016年12月5日閲覧。
  8. ^ 新外国人選手(フランク・ガルセス投手)との2017年選手契約についてのお知らせ”. 埼玉西武ライオンズ・オフィシャルサイト (2016年12月14日). 2016年12月18日閲覧。
  9. ^ 埼玉西武ライオンズ選手契約について”. 埼玉西武ライオンズ オフィシャルサイト (2017年10月18日). 2017年10月18日閲覧。
  10. ^ 自由契約選手”. 日本野球機構. 2017年10月25日閲覧。
  11. ^ Twitter”. 2019年6月14日閲覧。
  12. ^ BAYCATS SIGN GARCES FOR 2021 SEASON”. Intercounty Baseball League (2021年3月1日). 2021年8月18日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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