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フライングヒーロー ぶぎゅる〜の大冒険

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フライングヒーロー
ぶぎゅる〜の大冒険
ジャンル 縦スクロールシューティングゲーム
対応機種 スーパーファミコン
開発元 スティング
発売元 ソフエル
音楽 田中光人
人数 1人
発売日 日本の旗 1992年12月18日
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フライングヒーロー ぶぎゅる〜の大冒険』(フライングヒーロー ぶぎゅるーのだいぼうけん)は、スティングが開発し、ソフエルが1992年12月18日に発売したスーパーファミコン用の縦スクロールシューティングゲームである[1]。 本作は日本国内のみで発売された[2]

内容

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プレイヤーはぶぎゅる〜という名前のテニスシューズを履いた翼のある小さな球状の生き物を操作する[3]。 ファンタジーランドを舞台に、ぶぎゅる〜は魔王と魔女に攫われた恋人[4]を救出する。

ゲームプレイ

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本作は縦スクロールシューティングゲームであり、画面は自動でスクロールするが、速度を3段階に調整できる[4]。 プレイヤーの残機は3つである[3]

本作はスプライトの拡大縮小と回転時を多用しており[2]モード7英語版の効果はボスによく使われている[3]

ステージの各所に、雪玉稲妻などの武器を装備できるアイコンが配置されている[4]

ゲーム内の敵には、空飛ぶ猿や牛の海賊、妖怪がいるほか、中盤以降にはボスとして岩男、びっくり箱のピエロ、カラス海賊団の団長などが登場する[4]。また、終盤のボスの1つは、水の中から立ち上がる巨大な火の玉である[3]

受容

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評価
レビュー結果
媒体結果
ファミ通25/40
Super Play68%
Games Master68%
Game Power82%

複数の評者が、このゲームは『パロディウス』や『ツインビー』などのゲームに似ていると指摘した[2][3]

Gamepro英語版はこのゲームを内覧し、「狂ったおもちゃ屋さん」のようだと評したが、見た目とは裏腹にかなり難しいゲームだったという[4]。EGMはこのゲームを内覧し、非常に独創的な作品と呼び、主人公を「翼のある空飛ぶピンポン玉」と呼んだ[5]GameFan英語版はこのゲームを絶賛し、日本国外では発売されそうにないので輸入を勧めた。彼らは、このゲームはほどほどの難易度で、過度な暴力がなく楽しめるゲームなので、子供が手に取るには最適だと言った[2]

ファミ通の評価は40点満点中25点[1]。Games Masterは「縦スクロールの爆発的な面白さ」と評したが、設定やキャラクターのせいで真剣にプレイするのは難しいとしている。レビューの最後には、このゲームを「普通の作品」と呼び、68%のスコアをつけている[6]

Super Play英語版はこのゲームに68%のスコアをつけ、「勉強になるゲームプレイとユーモアのセンスを備えた平均的なシューティングゲームだが、あまり買うべきではない」と評価した。評者は、このジャンルの熱心なファンやツインビーのゲームが好きな人にのみこのゲームを推奨している[3]。イタリアのゲーム雑誌Game Powerは、このゲームに82%のスコアをつけた[7]

2008年のHonest Gamersの評価は10点満点中8点だった[8]

参考文献

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  1. ^ a b フライングヒーロー ぶぎゅる〜の大冒険 [スーパーファミコン / ファミ通.com]”. www.famitsu.com. 2019年5月1日閲覧。
  2. ^ a b c d “Super NES Reviews: Flying Hero”. Gamefan 1 (4). (February 1993). 
  3. ^ a b c d e f Bookes, Jason (April 1993). “Import Reviews: Flying Hero”. Super Play (Future Publishing) (6). 
  4. ^ a b c d e Kamikaze (May 1993). “Overseas Prospects: Flying Hero”. GamePro (46). 
  5. ^ “International News”. Electronic Gaming Monthly (40). (November 1992). 
  6. ^ “Review Shorts”. Games Master (Future Publishing) (5). (May 1993). 
  7. ^ Apecar (May 1993). “Prove: Flying Hero” (イタリア語). Game Power (Studio Vit) (17). 
  8. ^ HonestGamers - Flying Hero: Bugyuru no Daibouken (SNES) review by Rob Hamilton”. www.honestgamers.com. 2019年2月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月1日閲覧。

外部リンク

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