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フューチャー・アイランズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フューチャー・アイランズ
Future Islands
Future Islands 2015年
基本情報
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ノースカロライナ州 グリーンビル
ジャンル シンセポップオルタナティヴ・ロックインディー・ポップ
活動期間 2006年 -
レーベル 4ADThrill Jockey、Upset The Rhythm、Friends Records
共同作業者 Hemlock Ernst
公式サイト future-islands.com
メンバー サミュエル・T・ヘリング
ウィリアム・キャッション
ゲリット・ウェルマーズ

フューチャー・アイランズFuture Islands)は、アメリカ合衆国メリーランド州ボルチモア出身のシンセポップロックバンド

2008年にイギリスのレーベルUpset The Rhythmからデビューアルバム『Wave Like Home』をリリース。2010年には2作目のアルバム『In Evening Air』、2011年には3作目『On the Water』をThrill Jockeyからリリースする。2014年には4ADから4作目のアルバム『Singles』をリリース。リードシングル「Seasons (Waiting on You)」はピッチフォーク・メディアNMEから2014年のベストソングに選ばれる[1][2]。2014年3月に放送されたデヴィッド・レターマンレイトショーでのパフォーマンスは、同番組のYouTubeで最も視聴された動画となった[3]。2017年に5作目のアルバム『The Far Field』をリリース。

経歴

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2003年 - 2005年 : Art Lord & the Self-Portraits

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フューチャー・アイランズのライブ(2011年)

サム・ヘリング(Sam Herring)とゲリット・ウェルマーズ(Gerrit Welmers)はノースカロライナ州モアヘッド・シティで育ち、ニューポートの同じ中学校に通っていた[4][5]。サム・ヘリングは13歳か14歳の時にヒップホップを始めており、ゲリット・ウェルマーズはメタルパンクに興味を持っていたスケーター[要曖昧さ回避]で、14歳の時に初めてギターを買った[6]。ウィリアム・キャッションがギターを始めたのは13歳の頃で、10代の頃にいくつかのバンドを組んでいた[7]

ウィリアム・キャッションがサム・ヘリングの美術史の試験勉強を手伝っていた時にバンドのアイディアを思いつき、2003年2月14日に初ライブを行なう[8]。後にサム・ヘリングがゲリット・ウェルマーズもバンドに参加するように誘った[9]

フューチャー・アイランズの前身バンドにあたるArt Lord & the Self-Portraitsはすぐに地元での評判を得て、アメリカ南東部のアンダーグラウンドな会場でツアーを行なうなど精力的に活動した[10]。2005年9月に他のメンバーが脱退し、残ったメンバーはバンドを解散した[11]

2006年 - 現在 : Future Islands

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ライブで歌うサム・ヘリング(2015年)

2006年初頭にフューチャー・アイランズを結成し、2008年にイギリスのレーベルUpset The Rhythmからデビューアルバム『Wave Like Home』をリリースする。

2010年には2作目のアルバム『In Evening Air』をThrill Jockeyからリリース。

2011年、3作目のアルバム『On the Water』をThrill Jockeyからリリースする。

2014年には4ADから4作目のアルバム『Singles』をリリース。リードシングル「Seasons (Waiting on You)」はピッチフォーク・メディアNMEから2014年のベストソングに選ばれた[1][2]。2014年3月に放送されたデヴィッド・レターマンレイトショーで披露した「Seasons (Waiting on You)」は、サム・ヘリングの独特のパフォーマンスが大きな話題を呼び、同番組のYouTubeで最も視聴された動画となった[3]

2017年、5作目のアルバム『The Far Field』を4ADからリリース。

2020年、6作目のアルバム『As Long As You Are』を4ADからリリース。

メンバー

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  • サミュエル・T・ヘリング(Samuel T. Herring) - ボーカル
    • サム・ヘリングは、Hemlock Ernst名義でラッパーとしても活動している
  • ウィリアム・キャッション(William Cashion) - ベース、ギター
  • ゲリット・ウェルマーズ(Gerrit Welmers) - キーボード、プログラミング

ディスコグラフィー

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アルバム

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  • Wave Like Home / ウェーヴ・ライク・ホーム(2008年)
  • In Evening Air / イン・イブニング・エアー(2010年)
  • On the Water / オン・ザ・ウォーター(2011年)
  • Singles / シングルス(2014年)
  • The Far Field / ザ・ファー・フィールド(2017年)
  • As Long As You Are / アズ・ロング・アズ・ユー・アー(2020年)

日本公演

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  • 2017年
    • 12月18日、東京 渋谷WWW X

脚注

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  1. ^ a b The 100 Best Tracks of 2014”. Pitchfork.com. September 8, 2015閲覧。
  2. ^ a b NME's Top 50 Tracks Of 2014 - NME”. Nme.com (24 November 2014). 21 April 2017閲覧。
  3. ^ a b Sarah Grant (April 10, 2017). “Future Islands: The Unlikely Rise of Morehead City's Heartache Kings”. Rollingstone.com. Rolling Stone. April 21, 2017閲覧。
  4. ^ Stamp (April 6, 2017). “The past and present of Future Islands”. Thewireless.co.nz. The Wireless. April 14, 2017閲覧。
  5. ^ Sarah Grant (April 10, 2017). “Future Islands: The Unlikely Rise of Morehead City's Heartache Kings”. Rollingstone.com. Rolling Stone. April 21, 2017閲覧。
  6. ^ Sarah Grant (April 10, 2017). “Future Islands: The Unlikely Rise of Morehead City's Heartache Kings”. Rollingstone.com. Rolling Stone. April 21, 2017閲覧。
  7. ^ Marian (4 November 2010). “Words with Future Islands”. All Our Noise. 4 March 2016時点のオリジナルよりアーカイブ。21 February 2017閲覧。
  8. ^ Snow (January 13, 2005). “Art imitating life: The weird, wonderful world of Art Lord and the Self Portraits”. Starnewsonline.com. Star News Online. April 16, 2017閲覧。
  9. ^ Studarus (September 24, 2014). “Future Islands on Their Childhoods, First Broken Hearts, The Band's Early Days, and Their Fans”. Undertheradarmag.com. Under the Radar Magazine (Published on paper Issue #50 - June/July 2014 - Future Islands). April 16, 2017閲覧。
  10. ^ Hill (February 13, 2013). “The brief reunion of Art Lord & the Self-Portraits offers a glimpse into Greenville's former college-rock crucible”. Indyweek.com. IndyWeek. April 16, 2017閲覧。
  11. ^ Jim Caroll (November 27, 2014). “Future Islands: 'We were seen as jokers'”. Irishtimes.com. Irish Times. April 16, 2017閲覧。

外部リンク

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