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フックスイッチ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
初期の電話機。受話器が本体側面のフックに掛けられている。

フックスイッチ(hook switch)とは、固定電話機受話器を置く部分にあるボタン式のスイッチのことである。初期の電話機では、本体のフックに受話器を掛けていたことから、この名称がついた。携帯電話コードレス電話の子機ではフックスイッチは存在しない。

オンフック

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受話器が電話機に置かれた状態をオンフックという。フックスイッチが受話器により押下されており、このとき回路は開放されている。電話回線のループ抵抗は1MΩ以上となる(電話機を取り外している状態と同じ)。

オフフック

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受話器を上げるとフックスイッチの押下状態が解除され、回路が閉結される。電話回線のループ抵抗が下がるため、電話交換機は受話器が上げられたことを認識し、発信音を送出する。

フッキング

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通話中にフックスイッチを押下しすぐに離す動作をフッキング(hooking)といい、コールウェイティング(キャッチホン)において保留呼と通話呼を切り替える等に使用する。電話機によってはフッキングを自動で行うためのボタンがついている。

参考文献

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