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フタホセンナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フタホセンナ
フタホセンナの花
(インド タミル・ナードゥ州)
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類
core eudicots
階級なし : バラ類 rosids
階級なし : マメ群 fabids
(真正バラ類I eurosids I)
: マメ目 Fabales
: マメ科 Fabaceae
亜科 : ジャケツイバラ亜科 Caesalpinioideae
: センナ属 Senna
: フタホセンナ S. didymobotrya
学名
Senna didymobotrya (Fresen.) H.S.Irwin et Barneby
シノニム

Cassia bracteosa Welw. ex W.Bull
Cassia didymobotrya Fresen.
Cassia nairobensis L.H.Bailey
Cassia verdickii De Wild.
Chamaesenna didymobotrya (Fresen.) Small

英名
African senna, popcorn senna, candelabra tree, and peanut butter cassia
フタホセンナ
(米国ハワイ州マウイ島 自生株)

フタホセンナ(学名:Senna didymobotrya[1])はマメ科センナ属の低木~小高木。別名コヤシセンナ[2]

特徴

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樹高3 m程度になる灌木。葉は偶数羽状複葉で小葉は8–16対、各小葉は卵状長楕円形~狭倒卵形~長楕円形で長さ2–6 cm、幅1.5–2 cm、先端は丸く微凸端。葉柄は長さ6–8 cmで羽軸は25–50 cm。総状花序は腋生して直立し、長さ25–50 cmで黄色の花を多数つける。花序先端の蕾の部分は黒褐色を呈する。豆果は扁平で長さ7.5–10 cm、幅1.5 cm[3][4][2]

分布と生育環境、利用

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熱帯アフリカ、エチオピア原産で、沖縄本島や先島諸島で観賞用に栽培[3][4][2]。南アフリカ、メキシコ、オーストラリア及び米国カリフォルニア、フロリダ、ハワイへ帰化[5]

脚注

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参考文献

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  • 米倉浩司・梶田忠 (2003年). “フタホセンナ Senna didymobotrya”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). http://ylist.info/. 2024年4月30日閲覧。
  • 初島住彦; 中島邦雄『琉球の植物』講談社、1979年。  ※旧属名Cassia didymobotrya表記
  • 根本智行; 滝戸道夫「センナ・ディディモボトリア」『朝日百科 植物の世界』 5巻、朝日新聞社、東京、1997年、50頁。ISBN 9784023800106 
  • 海洋博覧会記念公園管理財団『沖縄の都市緑化植物図鑑』新星出版、沖縄県那覇市、1997年。ISBN 9784902193732  ※ 旧属名Cassia didymobotrya表記

外部リンク

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