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フクロユキノシタ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フクロユキノシタ科
フクロユキノシタ
保全状況評価[1]
VULNERABLE
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : バラ類 rosids
階級なし : マメ類 fabids
: カタバミ目 Oxalidales
: フクロユキノシタ科
Cephalotaceae Dumort. (1829)
: フクロユキノシタ属
Cephalotus Labill. (1806)
: フクロユキノシタ
C. follicularis
学名
Cephalotus follicularis
Labill. (1806)
フクロユキノシタの分布

フクロユキノシタ (袋雪の下、Cephalotus follicularis) は食虫植物の1種で、フクロユキノシタ科に所属する唯一の種である[2]。別名セファロタス。

分類

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フクロユキノシタはフクロユキノシタ属に属する唯一の種で(単型属)、フクロユキノシタ属はフクロユキノシタ科を構成する唯一の属である(単型科)。

形態学に基づく伝統的な新エングラー体系及びクロンキストは、いずれもフクロユキノシタをバラ目の中に含めている。

分子系統学のAPG分類体系では真正双子葉植物 (Eudicots) バラ類 (Rosids) の真正バラ類 I (Eurosids I) カタバミ目に所属させる。

分布

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西オーストラリアの一部にのみ分布する[3]

商業利用

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食虫植物として人気があり、観葉植物として広く栽培されている[4]

以前はワシントン条約附属書IIに掲載されていたが、オーストラリア南西部の保護区に比較的豊富にあることや簡単に栄養繁殖可能であることから、現在は掲載されていない[4]

脚注

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  1. ^ Cephalotus follicularis The IUCN Red List of Threatened Species
  2. ^ Watson, L., and Dallwitz, M.J. 1992 onwards.. “The families of flowering plants: descriptions, illustrations, identification, and information retrieval. Version: 29th July 2006.”. 2012年8月17日閲覧。
  3. ^ みどりの相談所だよりQ&A”. 公益財団法人 京都市都市緑化協会. 2020年2月27日閲覧。
  4. ^ a b Conran, John G. (2004). "Cephalotaceae" "The Families and Genera of Vascular Plants. Volume 6: Flowering Plants – Dicotyledons – Celastrales, Oxalidales, Rosales, Cornales, Ericales.". Springer. p. 65-69. ISBN 3-540-06512-1 

関連項目

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