フォーリコール
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fårikål | |
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種類 | シチュー |
発祥地 | ノルウェー |
地域 | ノルウェー |
主な材料 | 骨付きマトン、キャベツ、黒胡椒、小麦粉 |
フォーリコール(ノルウェー語: fårikål、(ノルウェー語発音: [ˈfòːrɪkɔɫ, ˈfɔ̀rːɪkɔɫ])は、伝統的なノルウェー料理で、同国の国民食である[1][2]。食材は骨付きマトン、キャベツ、黒胡椒(ホール)、時折少量の小麦粉が使われ、キャセロールの中で数時間調理し、伝統的には皮付きのまま茹でたジャガイモと一緒に供される。典型的には初秋に作られる料理である。
フォーリコールの日は毎年9月の最終木曜日に祝われる[3][4]。
名称
[編集]フォーリコールは「キャベツの中のマトン(får〈羊〉+ kål〈キャベツ〉)」を意味する複合語である。名称はデンマーク語の "gaas i hvidkaal"(白キャベツ中のガチョウ)から改められた。
大衆文化
[編集]2012年9月29日、ギネス世界記録はそれまでで最も多いフォーリコールを作った世界記録が認定された。作られたフォーリコルの重さは594.2 kgで60%のラムと40%のキャベツからできている。このイベントはオスロのSpikersuppaで行われ、1万人の招待客が参加した[5]。
1970年代、人気ラジオ番組Nitimenによってフォーリコールがノルウェーの国民食に選出された。2014年、新たにコンペを開催するという農業食料大臣シルヴィ・リストハウグによる論議を呼ぶ決定の後[6][2]、フォーリコールが再び国民食として認められた[7][1]。
出典
[編集]- ^ a b “Norway sticks with fårikål as national dish”. Thelocal.no (17 June 2014). 15 December 2017閲覧。
- ^ a b “Norway to replace fårikål as national dish”. Thelocal.no (20 January 2014). 15 December 2017閲覧。
- ^ “Fårikålens Festdag”. Matprat.no (2010年10月4日). 2013年2月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年10月4日閲覧。
- ^ “Fårikålens Festdag”. Farikal.no (2010年10月4日). 2010年10月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年10月4日閲覧。
- ^ “Satte verdensrekord i fårikål”. Handelsbladet. 21 September 2013時点のオリジナルよりアーカイブ。18 October 2012閲覧。
- ^ “Norway's national dish to change”. Na-weekly.com – The Norwegian American (23 May 2014). 15 December 2017閲覧。
- ^ “'Fårikål' wins again as Norway's national dish”. Newsinenglish.no. 15 December 2017閲覧。