コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

フェリー琉球

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フェリー琉球
那覇港を航行中の本船
基本情報
船種 フェリー
船籍 日本の旗 日本
所有者 沖縄県離島海運振興[1]
運用者 久米商船[1]
建造所 臼杵造船所[1]
信号符字 JD3357
IMO番号 9630470
MMSI番号 431003687
経歴
起工 2011年
進水 2012年3月14日
竣工 2012年7月5日[1]
就航 2012年7月14日[1]
現況 就航中
要目
総トン数 1,188 トン[1]
載貨重量 464 重量トン[1]
全長 83.9 m[1]
13.6 m[1]
深さ 9.4 m[1]
満載喫水 3.8 m[1]
機関方式 ディーゼル
主機関 ダイハツ 8DKM-28e 2基[1]
推進器 2軸[1]
出力 6,800馬力(5,000kW)[1]
最大速力 20.8ノット[1]
航海速力 19.0ノット[1]
旅客定員 350名[1]
車両搭載数 乗用車51台[1]
テンプレートを表示

フェリー琉球(フェリーりゅうきゅう)は、沖縄県離島海運振興が所有、久米商船が運航しているフェリー

概要

[編集]

フェリーなはの代船として臼杵造船所で建造され、2012年7月14日に就航した[2][1]。就航前の7月11日には、泊ふ頭旅客ターミナルで就航記念式典が開催され、翌12日は久米島兼城港で内覧会が実施された。

航路

[編集]
本船とフェリー海邦が就航する。午前便・午後便の1日2往復が運航されている。毎週月曜日は午後便が運休となる。

設計

[編集]

船体は4層構造で、上部から操舵室、2層の客室、車両甲板となっている。船首と船尾中央にランプウェイを装備する。前船より大型・高速化し、直行便の航海時間が25分短縮された。スプリット船尾の採用により推進効率の向上も図られている。本航路の就航船として初めてフィンスタビライザーを装備、船体の動揺を低減して旅客の快適性を向上した。船内は高齢者や身障者に対応した客室、多機能トイレ、車いす対応エレベーターなどのバリアフリー設備を備えるほか、小規模離島優先席、女性専用室、ペット同伴室が設けられている[1]

船内

[編集]

船室

[編集]
  • 特別室(和室・洋室) - 通常は販売されない
  • 2等椅子席
  • 2等カーペット席
  • 2等バリアフリー席

設備

[編集]
  • 展望ラウンジ(2F船首)
  • 授乳室
  • ペットルーム

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 世界の艦船(2012年10月号,p131)
  2. ^ “フェリー琉球14日就航 那覇―久米島、渡名喜を結ぶ”. 琉球新報 (琉球新報社). (2012年7月12日). http://ryukyushimpo.jp/news/prentry-193783.html 2016年3月17日閲覧。 

外部リンク

[編集]