フェリーゴールド
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フェリーゴールド | |
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基本情報 | |
船種 | フェリー |
船籍 |
日本(1970-1988) ギリシャ(1988-2011) |
所有者 | ダイヤモンドフェリー(1970-1986) |
運用者 | ダイヤモンドフェリー(1970-1986) |
建造所 | 林兼造船下関造船所[1] |
母港 | 大分 |
姉妹船 | フェリーパール |
航行区域 | 沿海[1] |
IMO番号 | 7010781 |
改名 |
フェリーゴールド(1970-1988) MILENA(1988-2011) |
経歴 | |
起工 | 1969年8月6日[1] |
進水 | 1969年11月11日[2] |
竣工 | 1970年1月29日[3][1] |
就航 | 1970年2月 |
運航終了 | 1986年11月 |
最後 | 2011年解体 |
要目 | |
総トン数 | 3,998トン[3] |
載貨重量 | 1,517トン[3] |
全長 | 117.5 m[3] |
幅 | 20.6 m[3] |
深さ | 6.1 m[3] |
満載喫水 | 4.2 m[3] |
機関方式 | ディーゼル |
主機関 | 川崎M.A.N. V8V22/30ATL 4基[1] |
推進器 | 2軸 |
最大出力 | 8,080馬力[3][1] |
定格出力 | 7,280馬力[1] |
最大速力 | 20.7ノット[1] |
航海速力 | 18.3ノット[3] |
航続距離 | 1,750海里[2] |
搭載人員 | 1016名[1] |
旅客定員 | 966名[3] |
乗組員 | 50名[1] |
車両搭載数 | トラックおよびバス50台、乗用車100台[3] |
フェリーゴールドは、ダイヤモンドフェリーが運航していたフェリー。
概要
[編集]ダイヤモンドフェリーの第一船として林兼造船下関造船所で建造され、1970年2月に大分 - 神戸航路に就航した。 1980年に船体延長工事を受けた。 1986年11月、フェリーダイヤモンドの就航により引退した。
その後、1988年12月にギリシャのG.A. Ferriesに売却され、ペラマで改造を受けMILENAとなり、エーゲ海でピレウスとキクラデス諸島を結ぶ航路に就航した。1990年には主機を換装している。 2005年からは、イオニア海を横断してイタリアとギリシャを結ぶ国際航路などに就航していたが、2007年はピレウスで係船された。 2008年に航路に復帰したが、2009年9月以降は、再びピレウス港で係船された。 2011年12月、スクラップとして売却され、トルコに回航された後、解体された。
航路
[編集]ダイヤモンドフェリー
- 神戸港(東神戸フェリーセンター) - 松山港 - 大分港
- 隔日運航で就航、フェリーパールの就航により毎日運航となり、フェリールビー就航後は隔日運航便が追加された。
- 就航当初は直行便で1970年3月から松山寄港を開始した。1980年7月から神戸港の発着場所は六甲アイランドフェリーターミナルに変更された。
G.A. Ferries
- ピレウス - パロス - ナクソス - イカリア - サモス (1989年-)
- パトラ - ケファロニア - ザキントス - ブリンディジ (2005年)
- パトラ - イグメニッツァ - ケファロニア - ブリンディジ (2006年)
- イタリアのMaritime Wayと共同運航
設計
[編集]船体は上層からA・B・Cデッキ、ワゴンデッキと呼称されており、A・Bデッキは旅客区画、Cデッキは前方が旅客区画、後方が乗用車搭載区画、ワゴンデッキは大型車搭載区画となっている。ワゴンデッキの船首および船尾にランプウェイを装備する[4]。
船室を拡大して旅客定員を増加した準同型船としてフェリールビーが建造された。
船内
[編集]船室
[編集]- 特別室
- A洋室
- B洋室
- 和洋室
- 一般室