フェリックス・クリーザー
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フェリックス・クリーザー | |
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フェリックス・クリーザー(2020年) | |
基本情報 | |
生誕 |
1991年1月3日(33歳) ドイツ、ゲッティンゲン |
学歴 | ハノーファー音楽大学 |
ジャンル | クラシック音楽 |
担当楽器 | ホルン |
活動期間 | 2013年 - |
レーベル | ベルリン・クラシックス |
公式サイト | http://felixklieser.de/ |
フェリックス・クリーザー(独: Felix Klieser、1991年1月3日 - )は、ドイツ出身のホルン奏者。
人物
[編集]1991年、ドイツのゲッティンゲンに生まれる。生まれつき両腕を持っていなかった[1]。
5歳の時にホルンを習い始める。左足の親指から中指の3本でバルブを操作して演奏する[1]。当初は楽器を床に置いて演奏していたが、6歳の頃からはスタンドに楽器を取り付けて演奏するようになった。通常、バルブホルン奏者は右手をベルの中に入れて音色を操作するが、手が使えないクリーザーは数年をかけて独自の奏法を生み出したのだという[2]。
13歳の頃からハノーファー音楽大学でマルクス・マスクニッティらに師事。2014年にはエコー賞のクラシック部門で受賞。2016年にはシュレースヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭でレナード・バーンスタイン賞を受賞[3]。
ディスコグラフィー
[編集]アルバム
[編集]- 『Reveries』(2013年、ベルリン・クラシックス)
- 『Horn Concertos』(2015年、ベルリン・クラシックス)
- 『Horn Torios』(2017年、ベルリン・クラシックス)
- 『Mozart: Horn Concertos 1-4』(2019年、ベルリン・クラシックス)
- 『Beyond Words』(2021年、ベルリン・クラシックス)
著書
[編集]- 『僕はホルンを足で吹く~両腕のないホルン奏者 フェリックス・クリーザー自伝~』(2017年、セリーヌ・ラウアー、植松なつみ訳、ISBN 978-4-636-94530-0)
脚注
[編集]- ^ a b “ハンディを乗り越えたドイツのホルン奏者が初来日”. ぶらあぼONLINE | クラシック音楽情報ポータル. 2021年11月21日閲覧。
- ^ 植松なつみ. “両腕のない世界的ホルン奏者の願いは「普通と見られたい」”. ニューズウィーク日本版. 2021年11月21日閲覧。
- ^ “聴覚と視覚の両方から元気を与えてくれる奇跡のホルン奏者 フェリックス・クリーザー”. Yahoo!ニュース. 2021年11月21日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式サイト
- Felix Klieser (FelixKlieser) - Facebook
- Felix Klieser (@felix.klieser) - Instagram