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フェニックス・グッドイヤー空港

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フェニックス・グッドイヤー空港
IATA: GYRICAO: KGYRFAA LID: GYR
概要
空港種別公共空港
所有者フェニックス市
所在地アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国アリゾナ州マリコパ郡グッドイヤー
供給都市フェニックス
ハブ空港とする
航空会社
標高971 ft / 296 m
座標北緯33度25分41秒 西経112度22分28秒 / 北緯33.42806度 西経112.37444度 / 33.42806; -112.37444座標: 北緯33度25分41秒 西経112度22分28秒 / 北緯33.42806度 西経112.37444度 / 33.42806; -112.37444
ウェブサイト
地図
GYRの位置(アリゾナ州内)
GYR
GYR
アリゾナ州内の位置
滑走路
方向 全長 表面
ft m
3/21 8,501 2,592 アスファルト
ヘリパッド
番号 全長 表面
ft m
H1 64 20 コンクリート
統計 (2012)
航空機の運航137,253
所属する航空機223

フェニックス・グッドイヤー空港(IATA: GYRICAO: KGYRFAA LID: GYR)(Phoenix Goodyear Airport, 旧:グッドイヤー市営空港)は、アメリカ合衆国アリゾナ州フェニックス郊外のマリコパ郡グッドイヤーの南西にある公共空港である[1]

第二次世界大戦中アメリカ海軍の航空施設、リッチフィールドパーク海軍航空施設(NAF Litchfield Park)として建設され、海軍航空基地への格上げによりリッチフィールドパーク海軍航空基地(NAS Litchfield Park)に改称した。第二次世界大戦終結後は、主として海軍・海兵隊沿岸警備隊の老朽化した航空機の保存のために使われていた[2]。1968年、国防総省および沿岸警備隊の航空機の保管がツーソンデビスモンサン空軍基地軍用機整備再生センター英語版(MASDC)に統合されたため、リッチフィールドパーク海軍航空基地は閉鎖された。

1968年にリッチフィールドパーク海軍航空基地が閉鎖された後、フェニックス市がフェニックス・スカイハーバー国際空港予備空港英語版としてこの空港を購入した。この空港には航空便の運航は行われていないが、大規模な維持管理用の場として使われており、国内外の多くの航空会社の航空機が着陸することができる[3]

この土地は、軍用施設として使用されていた時代からの土壌や地下水の汚染のため、スーパーファンド英語版の対象となっている。

リッチフィールドパーク海軍航空基地

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フェニックス・グッドイヤー空港にある1941年に建てられたレーダー・タワー。この空港は第二次世界大戦中に海上空軍施設として使用された。

施設

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面積は、789エーカー (319 ha)である。 8,501 x 150 ft (2,591 x 46 m)のアスファルト滑走路(3/21)と、64 x 64 ft (20 x 20 m)のコンクリートヘリパッド(H1)がある[1]

2007年には188,136機、1日平均で515機が運行され、そのうち一般航空機は93%、航空会社は1%未満、軍事用は5%、 航空タクシーは1%であった。空港に所属する航空機のうち、73%は単発機、11%は多発機、16%はジェット機、1%未満はヘリコプターである[1]

拠点とする会社

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フェニックス・グッドイヤー空港の「墓場」。使用されていない航空機を保管する。

航空機メンテナンスと商用パイロット訓練を提供するいくつかの企業がこの空港を本拠地としている。

それぞれの飛行訓練学校は、連邦航空局(FAA)によって規制され、FAAの規則に基づいて運営されているが、ヨーロッパで必要とされるように合同航空機関英語版(JAA)の要件に合わせて学生を訓練する。

2014年から、CTCウィングス航空学アカデミーが、ニュージーランドのハミルトンにあるセンターに加えて、当空港を訓練施設として使用し始めた。

ギャラリー

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脚注

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  1. ^ a b c d FAA Airport Form 5010 for GYR (PDF) , effective 2007-07-05
  2. ^ https://www.flickr.com/photos/45586426@N06/galleries/72157627638783878/
  3. ^ http://www.visitingphx.com/gyrphotos.html

外部リンク

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