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フィーバー花札

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

フィーバー花札(フィーバーはなふだ)は、1996年10月にSANKYOが発売した、花札をモチーフにしている和をイメージしたパチンコ機のシリーズ名。

フィーバー花札GPとCRフィーバー花札RXの2機種がある。

概要

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確変機能を搭載した液晶型のデジパチ。現金機とCR機の2種類が発売された。現金機は、次回大当たりまで継続する小当たりの確変を搭載しており、確変への突入をメインデジタルではなく、液晶上の小デジタルで決定する変わった仕様である。小デジタルには3種類の図柄があり、「7」が出現すれば確変に突入する。[1]
CR機は大当たり確率の確変を搭載しており、次回大当たりまで継続し、確変図柄が揃い続ける限り確変状態が継続するタイプである。中デジタルには、全ての大当たり図柄の代わりになるオールマイティー図柄の「小槌」がある。確変突入の条件は同じ図柄が3つ揃った場合で、中デジタルが「小槌」の大当たりの場合は通常大当たりとなる。大当たり図柄は全13種類あり、「小槌」を含んだ大当たりパターンも含めると26通りの大当たりパターンが存在する。確変突入率は13/26となるので表示上通りの1/2となる。

スペック

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  • フィーバー花札GP
    • 賞球数 7&15
    • 大当たり最高継続 16R
    • 大当たり確率 1/230
    • 確変突入率 1/3
    • 確変期間 次回大当たりまで
  • CRフィーバー花札RX
    • 賞球数 6&15
    • 大当たり最高継続 16R
    • 大当たり確率 1/359
    • 確変中大当たり確率 1/51.3
    • 確変突入率 1/2
    • 確変期間 次回大当たりまで

図柄

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  • 一月
  • 二月
  • 三月
  • 四月
  • 五月
  • 六月
  • 七月
  • 八月
  • 九月
  • 十月
  • 十一月
  • 十二月
  • 坊主(CR機のみ中デジタルに2種類)
  • 小槌(CR機のみ中デジタル図柄)

演出

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リーチアクションには花札が横回転する演出のノーマルリーチ以外に4種類のスーパーリーチがある。

  • 勝負リーチ
図柄がテンパイしたら液晶中央の女性が「勝負」の掛け声と共に中デジタルの図柄をめくる。
  • 竜巻リーチ
左右図柄がテンパイする前に「風よ吹け」の掛け声と共に3つのデジタルが同時に回転する全回転アクション。
  • フーフーリーチ
水着姿の女性2人が登場し、吐息で花札を変動させる。
  • アンアンリーチ
水着姿の女性2人が登場し、三三七拍子のリズムに合わせて踊る。

竜巻リーチには集中フラグが搭載されており、フラグがオンになるとあらゆるリーチアクションが竜巻リーチになる仕様である。このフラグがオフになるまでこの状態は継続する。集中フラグがオンの状態の場合はリーチ信頼度が下がる。[2][3]

コンシューマ移植

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サウンドトラック

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  • 『SANKYO FEVER SOUNDS ザ・パチンコ・ミュージック・フロム・SANKYO 6』 キングレコード、1998年8月21日。KICA-1214。
    • BGMが収録されている。

脚注

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参考文献

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  • 諸角裕編著『パチンコ攻略マガジン 1997 3.27号』双葉社、1997年3月27日。 共通雑誌コード T1026514030394。
  • 原雅貴編著『パチンコ大連勝 VOL.3』日本文芸社、1997年1月20日。ISBN 4-537-11024-4 

外部リンク

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