フィーバー億万長者
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『フィーバー億万長者』(フィーバーおくまんちょうじゃ)は、1995年2月にSANKYOが発売した、史上初の8ライン方式のドラム型として登場したパチンコ機のシリーズ名。
『フィーバー億万長者SP』と『CRフィーバー億万長者SP』の2機種がある。
概要
[編集]ドラム型のデジパチ。有効ラインは8ラインで、横4ライン・斜め4ラインを採用しているのが特徴である。
大当たり図柄は全部で6種類ある。現金機は、どの図柄が揃っても必ず次回大当たりまで継続する、小当たりの確変に突入する。小デジタルの回転時間は、通常時や確変時など状態により変化する。[1]CR機は、「7」「ダイヤ」「金貨」図柄のいずれかが横並びに揃うと確変に突入する。斜めラインに揃った場合は通常大当たりとなる。確変突入後は以後2回の大当たりまで継続するタイプである。[2]
スペック
[編集]- フィーバー億万長者SP
- 賞球数 6&13
- 大当たり最高継続 15R
- 大当たり確率 1/197
- 小当たり確率
- 通常時 3/13
- 確変時 10/13
- CRフィーバー億万長者SP
- 賞球数 5&15
- 大当たり最高継続 16R
- 大当たり確率
- 設定1 1/279
- 設定2 1/293
- 設定3 1/323
- 確変中大当たり確率
- 設定1 1/93
- 設定2 1/73.3
- 設定3 1/53.8
- 確変突入率 11/46
- 確変期間 以後2回の大当たりまで
図柄
[編集]- 7
- ダイヤ
- FEVER
- 時計
- 車
- 金貨
演出
[編集]リーチ成立時は、左ドラムが停止する少し前に予告音が鳴る仕様である。[3]
リーチアクションは4パターンある。
- ノーマルリーチ
- 左、中とドラムが揃ってテンパイ。そのまま当るのと、1コマ戻って当るものがある。
- 2段階リーチ
- 大当り絵柄を1コマ過ぎて一旦停止後、再度回転するリーチ。出現比率はかなり高い。
- ジリジリリーチ
- 大当り絵柄に徐々に近づくリーチ。戻りもある。
- 成金リーチ
- リーチの状態で前絵柄が、回転→一旦停止後を4回繰り返すリーチ。
—『パチンコ必勝ガイド 1996 9•19号』p15
CR機の小当たり確率は、通常時は1/10のところ、確変時には9/10までアップする。確変中は小デジタルの回転時間も短縮され、電チュー開放時間も延長される。[4]
サウンドトラック
[編集]- 『ザ・パチンコ・ミュージック・フロム・SANKYO SPECIAL ~愛のパチパチロック~』 キングレコード、1996年2月21日。KICA-1173。
- BGMが収録されている。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 末井昭編著『パチンコ必勝ガイド 1995 10•7号』白夜書房、1995年10月7日。共通雑誌コード T1026661100391。
- 末井昭編著『パチンコ必勝ガイド 1996 9•19号』白夜書房、1996年9月19日。共通雑誌コード T1026663090393。
外部リンク
[編集]- フィーバー億万長者 | SANKYOヒストリー | SANKYOファンサイト 2022年7月20日閲覧。