フィリップ2世・ド・ナントゥイユ
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フィリップ2世・ド・ナントゥイユ | |
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生誕 | フランス王国 |
死没 | 1258年 |
国籍 | フランス王国 |
職業 | 騎士、トルバドゥール |
著名な実績 | 十字軍と詩 |
フィリップ2世・ド・ナントゥイユ(フランス語: Philippe II de Nanteuil、1258年没)は、フランス出身の騎士、トルバドゥール。彼は父のフィリップ1世・ド・ナントゥイユ(仏: Philippe I de Nanteuil)からナントゥイユ・ル・オドゥアンの封土を継承した。彼はナバラ王でトルヴェールでもあったテオバルド詩人王の封臣で、2人は友人にもなった[1]:48。
十字軍
[編集]1239年、ヤッファ伯ゴーティエ・ド・ブリエンヌは十字軍に従軍した多くのフランス人とともにアイユーブ朝の捕虜になった[2]。ナントゥイユもその1人で、カイロで囚われていた。彼はそこでEn chantant veil mon duel faireというシャンソンを書き[3]:221、騎士修道会を批判した[4]:60。
家族
[編集]1235年、ジャン2世・ド・ネールの娘イザボーと結婚、4人の子女をもうけた。
- ジャン・ド・ナントゥイユ
- ティボー・ド・ナントゥイユ
- アリックス・ド・ナントゥイユ
- フィリップ3世・ド・ナントゥイユ
脚注
[編集]- ^ [Louis Hardouin Prosper Tarbé] (1850). Les chansonniers de Champagne aux XIIe et XIIIe siècles (in French). Reims: P. Regnier.
- ^ Jean Richard (1996). Histoire des Croisades (in French). [Paris]: Fayard. ISBN 9782213597874.
- ^ Charles Marie Joseph Bédier (1909). Les Chansons de Croisade (in French). Paris: Librairie Ancienne.
- ^ Christopher Marshall (1996 [1992]). Warfare in the Latin East, 1192-1291. Cambridge; New York: Cambridge University Press. ISBN 9780521394284.