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フィカス・アルティシマ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フィカス・アルティシマ
フィカス・アルティシマ
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots
階級なし : バラ類 rosids
階級なし : 真正バラ類I eurosids I
: バラ目 Rosales
: クワ科 Moraceae
: イチジク連 Ficeae
: イチジク属 Ficus
: フィカス・アルティシマ F. altissima
学名
Ficus altissima
斑入りのフィカス・アルティッシマ(沖縄県石垣市大浜)
フィカス・アルティッシマの斑入り葉拡大

フィカス・アルティシマ学名Ficus altissima)は、クワ科フィカス属(イチジク属)の植物の1種。

特徴

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インド、熱帯アジア原産の常緑高木であるが、観葉植物として流通している。全体的にはインドゴムノキに似ているが、本種の葉脈は色が薄く葉表で目立つ点で異なる。葉に斑が入った品種もある[1]。ゴムノキと同様に、枝を折ると白い樹液が滲み出る。

栽培では、繁殖は挿し木取り木による。日光を好むため、窓際の日当たりの良い場所に置くのが良いが、夏の強い日光に直接当てると葉焼けすることがある[2]。 春から秋にかけて、表土が乾いたら水やりをたくさん与え、冬場は乾燥しすぎない程度に、水やりを控えてやや乾燥気味に管理する[2]。施肥は、春から秋にかけて緩効性の肥料を2か月おき程度に与える[2]

南西諸島では屋外で生育し、街路や公園へ植栽されている[1]

名称・園芸品種

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観葉植物として流通しているものは「アルティシマ」のほか、「アルテッシマ」[2]「アルティッシマ」[2]「アルテシーマ」[2]の名でよばれている。

多く出回っているのは ‘バリエガタ’ という園芸品種で、葉の縁に黄緑色の斑が入り、人気がある[2]

脚注

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参考文献

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  • 渡辺均監修 池田書店編『インテリアグリーンを楽しむ はじめての観葉植物 育て方と手入れのコツ』池田書店、2006年11月28日。ISBN 978-4-262-13618-9 
  • 大川智史; 林将之『ネイチャーガイド 琉球の樹木 奄美・沖縄~八重山の亜熱帯植物図鑑』文一総合出版、東京都新宿区、2016年。ISBN 9784829984024