フィア・ベルクハウト
表示
フィア・ローザ・ベルクハウト(Phia Rosa Berghout、1909年12月14日 - 1993年3月22日)は、オランダのハープ奏者である。
ロッテルダムの生まれ。ハーグの王立音楽院でローザ・スピア(Rosa Spier)に師事し、1930年にディプロマを得て卒業。
その後、アーヘンのオーケストラにハープ奏者として入団した後、1933年アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団に第2奏者(師スピアが第1奏者)として加わった。1945年からは第1奏者に昇格し、1961年に退団するまで、この任に当たった。
1961年からはエドゥアルト・ファン・ベイヌム財団を設立して理事を務め、国際ハープ週間を年に1回開催してハープ音楽の新作を委嘱する活動を展開した。 1974年に演奏活動から引退し、ドールンで死去。