フアン・ファルー
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フアン・ファルー(Juan Falú、1948年10月10日 - )はアルゼンチン出身のギタリスト、作曲家、シンガー、音楽教授。叔父は、フォルクローレ・ギタリスト、エドゥアルド・ファルー(2013年没)。
1948年10月10日、フォルクローレが盛んなアルゼンチン北西部サン・ミゲル・デ・トゥクマン市に生まれ。弁護士でギター愛好家だった父からの影響でギターを学び始める。16歳の時に地元の音楽コンクールで優勝したが、1976年に当時の軍政を嫌いブラジルに亡命、1984年まで8年間をブラジルで過ごし、「タランコン」というグループに参加、その後の自身の音楽形成に影響を与えた。
帰国後はギターの指導をはじめ、クラシックを含むギターやフォルクローレ・プロジェクト、また各種のコンサート・シリーズにかかわるようになり、多くのアーティスト達と共演。2000年には長年の功績が認められ、アルゼンチン文化省より「国家文化賞」を受賞。2001年と2008年には、大手新聞クラリン紙選出の年間ベスト・フォルクローレ・アーティストに、また、2008年、アルゼンチンのグラミー賞とも言える「カルロス・ガルデル賞」でも、年間ベスト・フォルクローレ部門で最優勝アーティストに選出される。「ブエノスアイレス・マヌエル・デ・ファリャ高等音楽院」や「サン・マルティン大学」では教鞭をとり、2017年に第21回目を迎えた世界最大級の国際ギター・フェスティバル「ギターラス・デル・ムンド」の総合監督を初回から務める。
現在まで、70枚以上のアルバムが世界中でリリースされているが、ファルー単独名義のアルバムの他、現在もしばしば共演を行っている盟友リカルド・モヤーノ(Gt)やリリアーナ・エレーロ(Vo)、また同世代のホルヘ・カルドーゾ(Gt)、新しい世代ではカルロス・アギーレ(Piano, Vo)、アカ・セカ・トリオのフアン・キンテーロ(Vo, Gt)などとの共演盤も多数ある。 2014年に一度だけ来日。