ファースーツ
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ファースーツとは、ファーリー・ファンダムによる動物のコスチュームである。簡単なつくりの尻尾や耳のみをつけるものから、電動ファンによる冷却が必要となるフルコスチュームまで及ぶ。マスコットスーツと同様に、コスチュームを着る者には別の人格を取り入れることが認められる。ファースーツは個人的に楽しむときや、仕事、チャリティーで着られる。
ファースーツはたいてい、ファーリー・コンベンションと呼ばれるファーリー・ファンダムによる集会にて売られる。またオンライン上にて委託販売もしくはオークションによっても販売されている[1][2]。デリケートな性質のため、ファースーツの洗浄には特別な取り扱いを求められる。ファースーツはテーマパークやステージショーなどのマスコットキャラクターに匹敵する。コンセプトはコスプレとも似ているが、コスプレという語は主に日本のキャラクターに焦点をあてたものである[3]。
「ファースーツ」という語は、1993年にRobert Kingによって造られたと信じられているが[4]人間や無生物のマスコットに対して、一般的に動物のマスコットのコスチュームともみなせる。ファースーツはまた、背景や中心的テーマの一部として、視覚メディアにて重要な役割を担ってきた。
脚注
[編集]- ^ “The Mysterious World of Cosplay: Love is Everything!” (英語). PingMag (2007年9月5日). 2008年3月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年4月4日閲覧。
- ^ “Planning/Buying/Commissioning the Costume”. Fursuit.info (2005年1月5日). 2008年4月4日閲覧。
- ^ Maass, Dave (2007年10月7日). “Fluff Piece”. Santa Fe Reporter 2008年4月3日閲覧。
- ^ Riggs, Adam (2004). Critter Costuming. Ibexa Press. pp. 13. ISBN 978-0967817071