ピーター・フランプトン (アルバム)
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『ピーター・フランプトン』 | ||||
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ピーター・フランプトン の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | Relativity Records | |||
プロデュース | ピーター・フランプトン、ケヴィン・サヴィガー | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ピーター・フランプトン アルバム 年表 | ||||
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『ピーター・フランプトン』(Peter Frampton)は、イングランドのロック・ミュージシャン、ピーター・フランプトンが1994年に発表した、ソロ名義では11作目のスタジオ・アルバム。
背景
[編集]「キャント・テイク・ザット・アウェイ」は、ジャーニーのメンバーとして知られるジョナサン・ケインとの共作で、歌詞に関しては、フランプトン自身がキャリアにおいて経験してきた浮き沈みがテーマとなっている[2]。「アウト・オブ・ザ・ブルー」はハンブル・パイ時代の盟友スティーヴ・マリオット(1991年没)との共作で、フランプトンによれば、マリオットのボーカル・パートは4トラックのデモ・テープから流用し、その他のパートは新たに録り直したという[2]。
反響・評価
[編集]ドイツのアルバム・チャートでは合計3週トップ100入りし、うち2週にわたって89位を記録した[1]。また、「デイ・イン・ザ・サン」は同国のシングル・チャートで97位に達した[3]。
Richie Unterbergerはオールミュージックにおいて5点満点中1.5点を付け「ここで彼が生み出しているサウンドは楽しくて快活だが、ソングライティングに関して言えば、大した閃きも心に残るメロディもない、昔のAORのリフを焼き直した物に過ぎず、音作りに関して言えば、曲の良さや内面的な感情を高めることよりも、ラジオでのエア・プレイを狙ったかのようだ」と評している[4]。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はピーター・フランプトンとケヴィン・サヴィガーの共作。6. 7.はインストゥルメンタル[5]。
- デイ・イン・ザ・サン - "Day in the Sun" - 4:26
- ユー・キャン・ビー・シュア - "You Can Be Sure" - 4:27
- イット・オール・カムズ・ダウン・トゥ・ユー - "It All Comes Down to You" - 6:23
- ユー - "You" - 5:08
- キャント・テイク・ザット・アウェイ - "Can't Take That Away" (Peter Frampton, Jonathan Cain) - 5:50
- ヤング・アイランド - "Young Island" (P. Frampton) - 1:39
- オフ・ザ・フック - "Off the Hook" - 3:05
- ウェイティング・フォー・ユア・ラヴ - "Waiting for Your Love" - 5:40
- ソー・ハード・トゥ・ビリーヴ - "So Hard to Believe" (P. Frampton, John Regan) - 5:14
- アウト・オブ・ザ・ブルー - "Out of the Blue" (P. Frampton, Steve Marriott) - 4:24
- シェルター・スルー・ザ・ナイト - "Shelter Through the Night" - 4:27
- チェンジング・オール・ザ・タイム - "Changing All the Time" - 6:19
日本初回盤ボーナス・トラック
[編集]- ダイアモンド・アイズ - "Diamond Eyes" - 3:40
2000年再発CDボーナス・トラック
[編集]- "You Can Be Sure (Live/Acoustic)"
- "Baby I Love Your Way (Live/Acoustic)" (P. Frampton)
- "All I Want to Be (Is By Your Side)" (P. Frampton)
- "Show Me the Way (Live/Acoustic)" (P. Frampton)
参加ミュージシャン
[編集]- ピーター・フランプトン - ボーカル、ギター、ベース・ギター、キーボード
- ケヴィン・サヴィガー - ボーカル(on #9)、キーボード、シンセベース
- スティーヴ・マリオット - ボーカル(on #10)
- ジョナサン・ケイン - エレクトリックピアノ(on #5)
- リー・スカラー - ベース・ギター(on #5, #7)
- ジョン・リーガン - ベース・ギター(on #11)
- ジョン・ロビンソン - ドラムス(on #1, #2, #3, #4, #5, #8, #10)
- デニー・フォンハイザー - ドラムス(on #1, #7, #9, #11)
脚注
[編集]- ^ a b Offizielle Deutsche Charts
- ^ a b 日本初回盤CD (SRCS-7316)ライナーノーツ(ピーター・フランプトン)
- ^ Offizielle Deutsche Charts
- ^ Unterberger, Richie. “Peter Frampton - Peter Frampton”. AllMusic. 2020年1月26日閲覧。
- ^ 日本盤CD (SRCS-7316)歌詞カード