ピリドキサールキナーゼ
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ピリドキサールキナーゼ(Pyridoxal kinase、EC 2.7.1.35)は、以下の化学反応を触媒する酵素である。
- ATP + ピリドキサール ADP + ピリドキサール-5'-リン酸
従って、この酵素の基質はATPとピリドキサールの2つ、生成物はADPとピリドキサール-5'-リン酸の2つである。 この酵素は転移酵素、特にアルコールを受容体とするホスホトランスフェラーゼに分類される。この酵素の系統名は、ATP:ピリドキサール 5'-ホスホトランスフェラーゼ(ATP:pyridoxal 5'-phosphotransferase)である。この酵素は、ビタミンB6の代謝に関与している。
構造
[編集]2007年末時点で、15個の構造が解明されている。蛋白質構造データバンクのコードは、1LHP、1LHR、1RFT、1RFU、1RFV、1TD2、1VI9、1YGJ、1YGK、1YHJ、2AJP、2DDM、2DDO、2DDW及び2F7Kである。
出典
[編集]- McCormick DB, Gregory ME and Snell EE (1961). “Pyridoxal phosphokinases. I. Assay, distribution, purification, and properties”. J. Biol. Chem. 236: 2076–2084. PMID 13773826.
- Trufanov AF and Krisanova JA (6). “Biosynthesis of pyridoxal phosphate by liver sections of rat in vitro”. Byull. Eksp. Biol. Med. 22: 40–43.