ピニンファリーナ ミトス
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ピニンファリーナ・ミトス | |
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ボディ | |
エンジン位置 | 縦置きミッドシップ |
駆動方式 | RWD |
パワートレイン | |
エンジン | 水平対向12気筒 DOHC |
最高出力 | 390ps/6,300rpm |
最大トルク | 50.0kgm/4,500rpm |
変速機 | 5速MT |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2550mm |
全長 | 4305mm |
全幅 | 2110mm |
全高 | 1055mm |
車両重量 | 1250kg |
ピニンファリーナ・ミトス(フェラーリ・ミトスとも、Pininfarina Mythos )は、フェラーリとピニンファリーナが協力して手掛けたコンセプトカーである。
概要
[編集]1989年の東京モーターショーで発表された。ミトスはフェラーリのテスサロッサをベースとし、イタリアのデザインハウス、ピニンファリーナがデザインした。当時は蜜月関係にあったフェラーリとピニンファリーナは、量産車だけでなく多くのショーカーやコンセプトカーを世に送り出していた。1984年に発表されたフェラーリ・ピニン以来、5年ぶりにピニンファリーナの名を冠したフェラーリだった。[1]
ミトスとはギリシャ語で神話や伝説などの意味がある。
1980年代末、日本はバブル景気に突入しスーパーカー第二黄金期が到来した。その時代スポーツカーとレーシングカーが近く、レーシング・フェラーリの多くが、ピニンファリーナの手になるバルケッタ・ボディだったことへの回帰を表現したという。ミトスの美しいデザインは、日本をはじめ世界中のデザイナーに衝撃を与えた。デザインがメインな為、パワーユニットはベースとなったテスタロッサからパワーアップされることはなかった。4942ccの排気量、390ps/50.0kgmというパワースペック、ミッションや駆動方式に変わりはなかった。しかし、デザインでは2100mmまで拡張されたリアセクション。リアは70mmほど広くなり1728mmになった。
参考文献
[編集]SUPERCAR Chronicle 1966-2020/木村玄一/株式会社モーターマガジン社/2020/9/24
脚注
[編集]- ^ 『SUPERCAR Chronicie 1966-2020』株式会社モーターマガジン社、2020年9月24日。