ビデオシングルディスク
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ビデオシングルディスク(Video Single Disc,VSD)は、CDビデオ(CD VIDEO)の5分間の映像部にビデオ映像のみを収録し、オーディオCDパートを収録しなかったもの[1]。
概要
[編集]ディスクにはCD VIDEOのロゴマークでは無く『CDV』と、LASER DISCのロゴが表示されている。トラックは2から記録されており、一部のディスクには『(トラック1)オーディオ・パートの音声は収録されておりません』と表示されていた。ディスクを目視で見ると内周部のオーディオトラックと外周部のビデオトラックがCDビデオと同一でプレーヤーの互換を保つ為ビデオパートの記録領域を拡張できなかったと想像できる。ビデオシングルディスクのロゴマークは1980年代にCBS・ソニーやEPIC・ソニーから発売されていた映像ソフト『VIDEO LP』『VIDEO SINGLE』『VIDEO MOVIE』各シリーズに付けられていたマークと同一である。音楽プロモーションビデオを一曲単位で発売するフォーマットとして注目されたが、1枚1,200円という値付けが魅力的ではなかったためか普及しなかった。
脚注
[編集]- ^ 実際には誤動作を避けるため5秒間の無音トラック、若しくは一般CDプレイヤーで再生しないように注意を促すアナウンスが収録されていた