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ビック・サルダール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ビック・サルダール
基本情報
本名 ビクトリオ・サルダール
通称 Vicious(凶暴な男)
階級 ミニマム級
身長 160cm
リーチ 170cm
国籍 フィリピンの旗 フィリピン
誕生日 (1990-11-30) 1990年11月30日(34歳)
出身地 ポロモロク
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 26
勝ち 21
KO勝ち 11
敗け 5
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ビック・サルダールVic Saludar1990年11月3日 - )は、フィリピンのプロボクサー。ポロモロク出身。元WBO世界ミニマム級王者。元WBA世界ミニマム級レギュラー王者。元WBOアジアパシフィックフライ級スーパーフライ級王者で第54代OPBF東洋太平洋バンタム級王者のフローイラン・サルダールは実兄で、2010年広州アジア大会フライ級金メダリストの元アマチュアボクサー、レイ・サルダールは実弟。

来歴

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2015年12月31日、愛知県体育館WBO世界ミニマム級王者田中恒成と対戦し、6回2分15秒KO負けを喫し王座を獲得出来なかった[1]

2018年7月13日、神戸市の神戸市立中央体育館でWBO世界ミニマム級王者山中竜也と対戦し、12回3-0(116-111、117-110、115-112)の判定勝ちを収め王座を獲得した[2]

2019年2月26日、後楽園ホール谷口将隆と対戦し、12回3-0(118-110、2者が117-111)の判定勝ちを収め初防衛に成功した[3]

2019年8月24日、サンファンプエルトリコ・コンベンション・センターウィルフレド・メンデスと対戦し、12回0-3(110-117、110-116、112-115)の判定負けを喫し2度目の防衛に失敗、王座から陥落した[4][5]

2021年2月20日、ビニャンビニャン・フットボール・スタジアムノックアウト・CPフレッシュマートスーパー王座認定に伴い、ロバート・パラデロとWBA世界ミニマム級レギュラー王座決定戦を行い、12回2-1(110-118、115-113、116-112)の判定勝ちを収めWBOに続く王座を獲得した[6]

2021年12月21日、サントドミンゴで元WBA世界ミニマム級暫定王者で1位のエリック・ロサと対戦し、12回1-2(112-113、113-112、109-116)の判定負けを喫し初防衛に失敗、王座から陥落した[7]

獲得タイトル

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  • WBOアジア太平洋ミニマム級王座
  • WBO世界ミニマム級王座(防衛1)
  • ABFアジアミニマム級王座
  • WBA世界ミニマム級レギュラー王座(防衛0)

脚注

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  1. ^ 田中恒成が逆転KO勝ち、WBOミニマム級V1 Boxing News(ボクシングニュース) 2015年12月31日
  2. ^ Vic Saludar Drops, Decisions Yamanaka, Captures WBO Title”. Boxingscene.com. 2018年7月13日閲覧。
  3. ^ 谷口将隆は判定負け WBOミニマム級王座獲得失敗 Boxing News(ボクシングニュース) 2019年2月26日
  4. ^ Wilfredo Mendez upsets Vic Saludar, wins WBO strawweight belt”. ringtv.com. 6 June 2021閲覧。
  5. ^ Saludar, sans trainer and manager, yields world title in Puerto Rico”. rappler.com. 6 June 2021閲覧。
  6. ^ Vic Saludar Edges Robert Paradero To Win Vacant Secondary WBA Strawweight Title”. Boxingscene.com. 2021年2月20日閲覧。
  7. ^ ロサがWBAミニマム級正規王者に サルダールとのダウン応酬戦2-1で制す”. ボクシングニュース (2021年12月22日). 2021年12月25日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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前王者
山中竜也
WBO世界ミニマム級王者

2018年7月13日 - 2019年8月24日

次王者
ウィルフレド・メンデス
空位
前タイトル保持者
ノックアウト・CPフレッシュマート
WBA世界ミニマム級王者

2021年2月20日 - 2021年12月21日

次王者
エリック・ロサ