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ビタミンD3外用薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ビタミンD3外用薬(ビタミンディースリーがいようやく)は、皮膚疾患の治療の一つである皮膚外用療法に用いられる医薬品である。ビタミンD3含有外用薬ビタミンD3誘導体外用薬とも。

薬効

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ビタミンDは、ビタミンD2とビタミンD3に分けられ、前者は植物に含まれ、生体では後者として利用する。

ビタミンD欠乏症に対して、皮膚から吸収するためのビタミンD3の外用は血中ビタミンD濃度を上昇させるのに有効である[1][2]

種類

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適応疾患

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マキサカルシトール、タカルシトール。乾癬では尋常性乾癬のみ、タカルシトール、カルシポトリオール。
マキサカルシトール、タカルシトール
タカルシトール

副作用

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接触性皮膚炎(かぶれ)。高カルシウム血症を起こし、急性腎不全を併発する副作用が報告されている[3]。高カルシウム血症は特に大量に使用すると生じやすい。

出典

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  1. ^ Bubshait DA, Al-Dakheel DA, Alanii FM (October 2018). “Topical vitamin D3: A randomized controlled trial (RCT)”. Clin Nutr ESPEN: 16–19. doi:10.1016/j.clnesp.2018.05.009. PMID 30144887. 
  2. ^ Sadat-Ali M, Bubshait DA, Al-Turki HA, Al-Dakheel DA, Al-Olayani WS (March 2014). “Topical delivery of vitamin d3: a randomized controlled pilot study”. Int J Biomed Sci (1): 21–4. PMID 24711745. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/pmid/24711745/. 
  3. ^ ビタミンD3外用薬で腎不全 腎障害患者は必ずクレアチニンやCaの確認を 日経メディカルオンライン 記事:2012年10月1日