ビジャリカ (チリ)
ビジャリカ Villarrica | |
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位置 | |
ラ・アラウカニア州内におけるビジャリカの位置 | |
座標 : 南緯39度16分0秒 西経72度13分0秒 / 南緯39.26667度 西経72.21667度 | |
歴史 | |
建設 | |
行政 | |
国 | チリ |
州 | ラ・アラウカニア州 |
県 | カウティン県 |
市 | ビジャリカ |
人口 | |
人口 | (2002年現在) |
市域 | 45,531人 |
その他 | |
等時帯 | CLT (UTC-4) |
夏時間 | CLST (UTC-3) |
市外局番 | +56+45 |
ビジャリカ(またはビリャリカ、Villarrica)は、チリのラ・アラウカニア州カウティン県の都市。面積1,291km2、人口約45,600人。
概要
[編集]ビジャリカは、首都サンティアゴの南746kmに位置する。標高246m。気候は穏やかで、毎年5~7月の秋から冬にかけては雨季となり湿度が高い。12~2月の夏は乾季に当たる。
市の周辺には、東側のビジャリカ湖を始めとして複数の湖があり、これらは海抜200~500mの標高にあるために、温和な気候が好まれ、夏にはウォータースポーツや日光浴の名所として知られている。また、トルテン川などの河川では釣りやラフティングが盛んであり、滝などの景勝地も多い。南東には、スキー場で知られる標高2860mの富士山型ビジャリカ火山があり、付近はコニャリペ(en)などの温泉に恵まれている。市街から36kmの距離にあるこれら自然豊かな地は国立公園(en)に指定され、環境が保存されている。市の経済は、これらリゾート地としての観光収入と穀物などの農業や酪農、そして主要な産業である林業によって支えられている。
歴史
[編集]ビジャリカは1552年にヘロニモ・デ・アルデレデ(es)によって建設された。1554年のアルデレデの死より5年経過した後にガルシア・ウルタード・デ・メンドーサが再建した。1575年12月16日の巨大地震で町は壊滅したが、小規模の町として成長していった。アラウコ戦争におけるクララバの戦いの後、ビオビオ川の南の最後のスペイン都市であったビジャリカは、3年の包囲を経て1603年2月7日に降伏し、町は破壊された。破壊の直前町には原住民を含まない600人を超えるスペイン人が居住していた。降伏時には、男性11名、女性13名が捕らえられただけであった。 アラウカニア制圧作戦時の1880年代に再興された。
出典
[編集]- Microsoft Encarta 2007.