ヒルダ・ルイス
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ヒルダ・ウィニフレッド・ルイス(英語:Hilda Winifred Lewis、1896年 - 1974年2月)は、イギリスロンドン出身の児童文学作家。
経歴
[編集]元々は教師として働いていたが1920年代にノッティンガムに移り、執筆活動を始めた[1]。日本では岩波書店(岩波少年文庫)から刊行されている石井桃子訳、北欧神話やタイムトラベルをモチーフとした『とぶ船 上・下(The Ship that Flew)』で知られているが、1972年に著された『I am Mary Tudor)』のように歴史小説の著書も多い。
夫はノッティンガム大学の聴覚に関する教授を務めていたマイケル・ルイスである[2][3]。
主な著作
[編集]- 1939年:『とぶ船(The Ship that Flew)』 - 『とぶ船 上・下』(石井桃子訳、岩波書店)
- 1946年:『The Day is Ours』
- 1956年:『The Witch and the Priest』
- 1957年:『Penny Lace』
- 1959年:『Wife to Great Buckingham』
- 1972年:『I am Mary Tudor』
- 『Wife to the Bastard』
- 『Harold was My King』
- 『en:The Gentle Falcon』
- 『Here Comes Harry』
- 『Wife to Charles II』
- 『I, Jaqueline』
- 『Harlot Queen』
- 『Rose Of England』
- 『Heart Of A Rose』
脚注
[編集]- ^ “Hilda's long-forgotten novel about city's lace trade is back in print”. 2013年11月23日閲覧。
- ^ 藤野 2004, p. 293.
- ^ “Literary and Personal Papers of Hilda Lewis, (1896-1974), novelist”. 2013年11月13日閲覧。
参考文献
[編集]- 藤野幸雄訳 著、池嶋洋次発行 編『世界児童青少年文学情報大事典 第13巻 ラール』勉誠出版(原著2004-3-27)。
- ジュリア・エクルスシェア著、井辻朱美訳 著、伊藤甫律発行 編『世界の絵本・児童文学図鑑1001』柊風舎(原著2011年10月17日)。