コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ヒルソング教会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヒルソング教会
地図
オーストラリアの旗 オーストラリア
教派 オーストラリアキリスト教会
ウェブサイト https://hillsong.com/
歴史
創設日 1983年8月
聖職者
主任牧師 ブライアン・ヒューストン
テンプレートを表示
Hillsong logo.

ヒルソング教会en:Hillsong Church、旧称はHills Christian Life Centre)は、オーストラリアを拠点としたペンテコステ派教会ロンドンイギリス)、キエフウクライナ)、パリフランス)に国際支部を持つ。アッセンブリーズ・オブ・ゴッド運動の流れを汲んでおり、ブライアン・ヒューストン、ボビー・ヒューストン両牧師により設立された。現代キリスト教賛美の作詞・作曲で世界的に知られている。2002年には、オーストラリア首相ジョン・ハワードによって3500席の礼拝堂が開設された。

日本でもCD・楽譜が発売されており、楽曲が福音派やメインライン等のプロテスタントの青年集会で演奏されることがある。ヒルソング教会の賛美チーム「ユナイテッド」による来日公演が2度開催された。

歴史

[編集]

1983年8月、ブライアン・ヒューストン牧師とボビー・ヒューストン牧師が45人の会衆とともにヒルズ・クリスチャン・ライフセンターを開設。4年間で会衆が900人へと増加した。

教会の音楽ミニストーリーが発展し、年に一度クリスチャン・ミュージシャンの訓練と教育を目的とした「ヒルソング・カンファレンス」を開くようになった。

1990年代の初頭より「Hillsong」と銘打たれたキリスト教現代賛美のCDがクリスチャン・ライフセンターより発売。オーストラリアをはじめ、世界各国で「Hillsong」として知られていった。「Hillsong」はブライアン・ヒューストン牧師のメッセージとともにテレビ番組でも用いられている。

1999年に現在の教会名である「ヒルソング教会」に名前が変更された。これは、1990年代後半からヒルズ・クリスチャン・ライフセンターよりも「Hillsong」のほうが著名になったためである。

論争

[編集]

ヒルソング教会は、そのキリスト教信仰に対する理解についての批判が多数あり、非倫理的な振る舞いについての非難が多い。懸念の声は、政治家[1] 、メディア[2]、住民団体[3] 、キリスト教指導者[4] 、元信徒[5][6]等から挙げられている。批判は、ヒルソング教会の資金の用途、問題ある団体との関わり、批判への対応等に及ぶ。また、テレビ番組「オーストラリアンアイドル」での不正集票行為への関わりが疑われている。

脚注

[編集]
  1. ^ Hillsong Emerge National Community Crime Prevention Funding”. Parliament of New South Wales. 2009年2月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月23日閲覧。
  2. ^ Jennifer Sexton (29 April 2006). "The High Cost of Faith", The Weekend Australian, News Limited
  3. ^ “No faith in charity”. KooriWeb. http://www.kooriweb.org/foley/news/aust19nov05b.html 23 April 2015閲覧。 
  4. ^ “True Believers”. The Australian. (7 November 2004). http://www.smh.com.au/news/National/Hillsongs-true-believers/2004/11/06/1099547435083.html 23 April 2015閲覧。 
  5. ^ “Hillsong success no miracle”. The Australian. (1 August 2007). http://www.theaustralian.com.au/arts/hillsong-success-no-miracle/story-e6frg8px-1111114012617 23 April 2015閲覧。 
  6. ^ “Hillsong - the church with no answers”. The Sydney Morning Herald. (4 August 2007). http://www.smh.com.au/articles/2007/08/03/1185648145760.html 23 April 2015閲覧。 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]