ヒューリック銀座数寄屋橋ビル
ヒューリック銀座数寄屋橋ビル | |
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情報 | |
用途 | 店舗、事務所、銀行 |
設計者 | 久米設計・大成設計共同企業体 |
施工 | 大成建設・五洋建設共同企業体 |
建築主 | ヒューリック |
構造形式 | 鉄骨構造、一部鉄骨鉄筋コンクリート構造・鉄筋コンクリート構造 |
敷地面積 | 961.36 m² [1] |
延床面積 | 11,569.86 m² [1] |
状態 | 完成 |
階数 | 地上11階、地下4階、塔屋2階 |
エレベーター数 | 乗用15人乗り1基、11人乗り1基、非常用17人乗り1基 |
駐車台数 | 自走式6台、機械式41台 |
着工 | 2009年2月 |
竣工 | 2011年3月 |
所在地 | 東京都中央区銀座4-2-11 |
座標 | 北緯35度40分20.6秒 東経139度45分50.2秒 / 北緯35.672389度 東経139.763944度座標: 北緯35度40分20.6秒 東経139度45分50.2秒 / 北緯35.672389度 東経139.763944度 |
ヒューリック銀座数寄屋橋ビル(ヒューリックぎんざすきやばしビル)は、東京都中央区銀座4丁目にある建築物である。
概要
[編集]1996年3月、みずほ銀行(旧 富士銀行)系列の不動産会社である日本橋興業(2007年に、ヒューリックに商号変更)は銀座4丁目の晴海通りと銀座並木通りの交差点に面し富士銀行の支店などが入居していた「数寄屋橋富士ビル」を取得[2]。2007年より、ルイ・ヴィトンが大型店の出店を計画して建替え計画が進んでいたが2008年末に断念。代わって、2009年3月にアパレルショップのGAPが旗艦店の進出を発表[3]。新たなビルは2009年2月に着工し、2011年3月に竣工した。投資予定金額は63億円と報じられている[4]。
建築
[編集]1階から4階まではGAPフラッグシップ銀座(2023年7月31日で閉店)、他4フロアと1階ATMコーナーはみずほ銀行銀座支店が賃借する[4]。
カーテンウォールの外側に取り付けられた、銀座の柳をイメージしたアルミダイカストと、川面をイメージした青いガラスで構成されたファサードが特徴で、ダイカストは職人の手により1本1本曲げ加工が施されている。晴海通りと並木通りの交点の店舗出入口前には空地がとられ、歩行者の往来をスムーズにしている。都市ガスは引き込まれず、オール電化が採用された[5]。
建て替えに際しては中央区の地区計画制度を利用し、容積率と高さの緩和を受けている[6]。
周辺
[編集]地下2階で東京メトロ日比谷線ほかの銀座駅に直結し、西側は銀座クリスタルビル、北は塚本素山ビルに隣接する。
ヒューリックは本ビルのほか銀座地区にやヒューリック銀座ビル(銀座1丁目)、ヒューリック銀座7丁目ビル(旧 リクルートGINZA7ビル)、ヒューリック銀座二丁目ビル(メルキュールホテル銀座東京)、ニユートーキヨービル(建替中)など複数の物件を所有している[7]。
脚注
[編集]- ^ a b “ヒューリック銀座数寄屋橋ビル”. ヒューリック. 2018年10月21日閲覧。
- ^ “会社情報 ヒューリック株式会社” (PDF). 日本証券業協会 (2011年6月2日). 2018年10月21日閲覧。
- ^ “「Gapフラッグシップ銀座」オープン-アヴリル・ラヴィーンさんも祝福”. 銀座経済新聞. (2011年3月3日) 2018年10月21日閲覧。
- ^ a b “【開発】GAP入居のヒューリック銀座数寄屋橋ビルが完成”. 日経不動産マーケット情報. (2011年3月2日) 2018年10月21日閲覧。
- ^ “WORKS2011 ヒューリック銀座数寄屋橋ビル”. 大成建設設計本部. 2018年10月21日閲覧。
- ^ “GAPなどをキーテナントとした「ヒューリック銀座数寄屋橋ビル」竣工”. 不動産流通研究所. (2011年3月2日) 2018年10月21日閲覧。
- ^ “会社説明会資料 ヒューリックの成長戦略” (PDF). ヒューリック. p. 9 (2014年11月29日). 2018年10月21日閲覧。